10tトラックのリース相場は、月額10万〜25万円前後が一般的です。新車か中古か、架装の有無、契約年数によって費用は大きく変わります。本記事では、リース料金の目安だけでなく、総支払額やリースに向いている会社の条件まで網羅的に解説しています。
この記事を読むべき人
・10tトラックの導入を検討している運送・建設会社の経営者
・購入かリースかで迷っている経理・財務担当者
・赤字決算や新設法人で審査通過に不安がある方
- 10tトラックのリース相場が10万〜25万円前後になる理由
- 新車と中古でどれほど料金差が出るのか
- 購入よりリースが得になる会社の条件
- 審査が通りやすいリース会社の見分け方
この記事は、トラック業界専門メディア出身の元自動車ライターが監修しています。
料金、審査、車両の状態──いくら比較しても「本当に自分に合う会社」が見つからないまま、時間だけが過ぎていませんか?


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目次
トラックリース&ローン.comでわかる10tトラックの月額相場と費用感
10tトラックのリースを検討するとき、最も重要なのは「どれくらいのコストがかかるのか」という目安です。月々の支払額だけでなく、契約期間や車両の状態によっても相場は大きく変わるため、最初に全体の価格帯を把握しておくことが判断の出発点になります。
まず結論から。相場は月額10万〜25万円前後
10tトラックのリース料金は、中古車でおおよそ月額10万〜15万円、新車では15万〜25万円前後がひとつの目安です。特装車や高年式モデルになると、それ以上のケースもありますが、運送会社や建設業でよく使われている平ボディやウィング車なら、20万円以下で契約できる例も少なくありません。
特に法人リースの場合は、税金や整備費用込みの「コミコミ契約」が多く、単純な車両価格だけで判断できない点には注意が必要です。
価格が変動する主な要因は3つ
リース料金は一律ではなく、以下のような要素で大きく変動します。
- 新車か中古か(新車は高額だが整備コストが抑えられる)
- 契約年数(3年・5年・7年などで月額が変動)
- 架装の有無(ウィング車・冷凍車・ダンプなどは割高)
たとえば、新車のアルミウィングを7年契約する場合と、中古の平ボディを3年契約する場合では、月額にして5万〜10万円以上の差が生じることもあります。用途や予算に応じて、仕様と契約期間を見極めることが重要です。
料金の目安がひと目でわかる相場早見表
以下は、10tトラックのリース料金相場を「車種・用途・契約年数・車両状態」別にまとめた表です。新車と中古、特装の有無によって月額費用は大きく変わります。
車種 | 状態 | 用途 | 月額目安 | 契約年数 |
---|---|---|---|---|
アルミウィング | 新車 | 一般貨物輸送 | 20〜25万円 | 5〜7年 |
冷凍車 | 新車 | チルド配送 | 22〜28万円 | 5〜7年 |
平ボディ | 中古 | 建材運搬 | 10〜13万円 | 3〜5年 |
アルミバン | 中古 | 雑貨配送 | 12〜15万円 | 3〜5年 |
ダンプ | 中古 | 建設業 | 9〜12万円 | 3年前後 |
実際の料金は車両の在庫状況やオプションの有無によっても変動しますが、上記の表を基準に見積もりと照らし合わせることで、おおよその妥当性を判断できます。
トラックリース&ローン.comで見る料金を左右する要素
10tトラックのリース料金は一見わかりづらい印象を受けますが、構成要素をひとつずつ分解していくと、価格に影響する要因はかなり明確です。この章では、実際に見積もりを依頼する際に注目すべき「金額に直結するポイント」を解説します。
車両の状態と架装仕様が価格差の起点になる
リース料金に大きく関わるのが、車両の年式と架装の内容です。とくに10tトラックでは、単なる平ボディと、冷凍機付き・パワーゲート付き・ウィング付きなどの特装車で大きく差が出ます。
- 年式が新しいほど月額は高くなる
- 架装あり(ウィング・冷凍車など)は価格が2〜5万円上乗せされる傾向
- 特装車は納期も長めになるため早めの手配が必要
たとえば、同じ10tサイズのウィング車であっても、2024年式と2016年式では月額で7万〜10万円以上の差が出ることもあります。予算重視か性能重視かで選び方が変わります。
契約年数が月額費用に与える影響は大きい
同じ車両でも、契約年数によって月額費用は大きく変わります。一般的に、契約期間が長くなるほど月々の支払額は抑えられますが、総支払額としては増えるため、慎重な判断が必要です。
契約年数 | 月額費用の傾向 | 向いているケース |
---|---|---|
3年契約 | 月額は高め(短期集中) | 試験導入・決算重視の法人 |
5年契約 | バランス型 | 中堅企業・複数台契約向け |
7年契約 | 月額は安いが総額は増える | 長期保有前提・予算管理が重視 |
途中で増車や入替の可能性がある企業は、あえて3〜5年にとどめておくこともあります。逆に、安定した業務が見込まれている場合は7年契約でコストを抑える選択も有効です。
月額費用に含まれる内容と含まれない費用の違い
10tトラックのリース契約では、月額料金に含まれる項目と含まれない項目を正確に理解しておく必要があります。とくに法人向けのリースプランは「コミコミプラン」や「メンテナンスリース」など名称が異なるものの、契約内容によって大きな差があります。
含まれることが多い項目:
- 自動車税・重量税
- 車検費用(法定費用)
- 定期点検・整備費
- 任意保険(プランによる)
含まれないことが多い項目:
- 燃料代
- タイヤ交換(年1回まで無料など条件付きの場合あり)
- 過走行による超過精算金
- 事故時の修理費や免責金
とくに任意保険については、リース会社によって「込み」「別途手配」「一部込み」と扱いが異なるため、見積もり時点で必ず確認すべきポイントです。
トラックリース&ローン.comで選ぶ新車リースと中古リースの違い
10tトラックのリースでは、車両の状態によって費用感も使い勝手も大きく異なります。とくに新車と中古では月額料金に差が出やすく、同じ車種・用途でも契約プランが大きく変わることがあります。このセクションでは、新車と中古、それぞれの特徴と料金の違いを具体的に比較していきます。
月額料金の差は3〜6万円が目安
一般的に、新車と中古車では月額で3万円〜6万円前後の差が生じます。理由としては、新車には故障リスクが少ないことや、長期契約前提の価格設定がされていることが挙げられます。一方で中古車は初期費用を抑えつつ、短期間の利用にも対応しやすいメリットがあります。
状態 | 月額料金目安 | 契約年数 | 向いている利用者の特徴 |
---|---|---|---|
新車 | 18〜25万円 | 5〜7年 | 長期利用を前提にした法人、整備重視 |
中古車 | 10〜15万円 | 3〜5年 | 初期コストを抑えたい事業者 |
中古車でも高年式で走行距離が少ない車両であれば、メンテナンス面での不安も小さく、現場の実用には十分対応できます。
中古リースは安いが“見極め”が重要
中古リースは新車に比べて月額が安く、初期費用を抑えられるため人気がありますが、そのぶん契約時のチェックポイントも多くなります。とくに、過去の使用状況やメンテ履歴、走行距離の確認が欠かせません。
中古リースで確認すべき主なポイント:
- 走行距離と整備履歴(整備記録簿の有無)
- 修復歴の有無(事故歴のある車両は避けたい)
- タイヤやバッテリーの状態(納車時に要確認)
- 契約終了時の残価・返却条件(超過清算金など)
また、中古車の場合はリース会社の在庫状況によって選べる車種や架装が限定されることもあります。条件に合う車両が出たら、早めに商談へ進むことが肝心です。
トラックリース&ローン.comで見る費用の内訳と見落としがちなコスト
リース契約は「月額いくら」という金額だけを見てしまいがちですが、実際には頭金や手数料、中途解約時の違約金なども含めて総費用を把握しておく必要があります。特に10tトラックのような大型車両では、数万円の違いが年間で大きなコスト差につながるため、事前確認が欠かせません。
契約初期に必要な費用の目安
契約時に発生する初期費用は、リース会社や契約条件によって異なりますが、一般的には以下のような構成になります。
項目 | 金額の目安 | 備考 |
---|---|---|
頭金 | 10万円〜30万円 | 中古の場合、不要なケースもある |
登録・納車費用 | 5万円〜15万円 | 登録料、車庫証明、整備費など |
保証金 | 月額の1〜3ヶ月分 | 契約終了時に返金される場合あり |
印紙・手数料 | 数千円〜1万円前後 | 契約書類の作成費など |
「頭金ゼロ」「初期費用ゼロ」などのプランも増えていますが、月額にその分が上乗せされているケースが多いため、総額で見る視点が重要です。
月額料金に含まれる費用と別途発生するコスト
10tトラックのリース契約では、月額料金に含まれる項目と含まれない項目を正確に把握しておく必要があります。とくに「コミコミプラン」と表記されていても、実際には一部の費用が別計上になっているケースもあるため注意が必要です。
月額料金に含まれることが多い項目:
- 車両本体の使用料
- 自動車税・重量税
- 車検基本費用
- 法定点検費用
- 一部のメンテナンス費(オイル交換など)
月額に含まれないことが多い項目:
- 燃料代
- タイヤ交換(摩耗状況により別途)
- 事故修理費や保険の免責額
- 任意保険料(別契約になるケースあり)
とくに任意保険の扱いはリース会社によって大きく異なり、「加入必須だが別手配」「保険込みプラン」「リース会社指定プラン」など条件が細かく分かれています。見積もり時点で明確に確認しておかないと、納車直前で想定外の出費が発生することもあります。
トラックリース&ローン.comで比較できる主要リース会社の料金と条件
10tトラックのリースを検討するうえで、「どこの会社で契約するか」は費用だけでなく、審査通過率やサポート体制にも直結します。トラックリース&ローン.comでは、大手・専門業者含め複数のリース会社の条件を比較できるため、自社に合った選択がしやすくなっています。
新車/中古・料金・契約年数の比較一覧
以下は、代表的なリース会社3社の料金帯・対応内容・契約年数の比較表です(2025年時点の目安)。
リース会社名 | 月額料金(10t) | 車両対応 | 契約年数 | 特徴 |
---|---|---|---|---|
A社(大手リース会社) | 18万〜26万円 | 新車・中古 | 3〜7年 | 全国対応、審査はやや厳しめ |
B社(専門系) | 12万〜22万円 | 中古メイン | 2〜5年 | 在庫即納対応が早い |
C社(地域特化型) | 14万〜23万円 | 架装車多め | 3〜6年 | ウィング・冷凍など特装が得意 |
料金だけでなく、得意な車種や在庫の豊富さ、商談対応スピードなども含めて選定することが重要です。
審査基準や柔軟性も大きな違いになる
リース契約では、料金以上に「審査が通るかどうか」が最初の関門になります。とくに10tトラックのような高額車両では、審査が厳格になりやすく、会社の決算状況や法人格の有無が影響することもあります。
以下は、リース会社ごとの審査対応の特徴です。
- A社(大手):黒字決算が原則。新設法人・赤字決算は難しい。
- B社(専門):リースに特化しており、新設法人や個人事業主にも柔軟に対応。
- C社(地域特化):地元密着型で、書類の提出範囲が少なく対応が早い。
トラックリース&ローン.comでは、複数社へ同時に事前照会ができるため、通りやすい会社を絞り込む際に有効です。特に審査に不安がある場合は、最初から「柔軟審査対応」の会社を選ぶのが効率的です。
トラックリース&ローン.comで判断するリースと購入どちらが得か
10tトラックの導入を検討する際、多くの法人が悩むのが「リースと購入、どちらがコスト的に得なのか?」という点です。車両本体の価格だけでは判断が難しく、税務処理や資金繰り、維持費の扱いも踏まえて比較する必要があります。
月額コストと減価償却を含めた費用比較
新車の10tトラックを購入した場合と、リースした場合の5年間の総支払額を比較した一例です。
区分 | 内容 | 金額(5年間) |
---|---|---|
購入 | 新車2,000万円+整備・税金等 | 約2,200万円 |
リース | 月額22万円×60回 | 約1,320万円 |
差額 | ― | 約880万円安い(表面上) |
リースは初期費用が抑えられるため、キャッシュフローには大きなメリットがあります。ただし、所有権がないため残価は自社に残らず、資産計上もできません。逆に購入は減価償却による税務効果が得られる反面、初期支出が大きくなります。
税務と資金繰りの観点から見るリースの利点
10tトラックのような高額資産をリースする最大のメリットは、「経費計上」と「資金繰りの柔軟性」です。車両を購入すると固定資産として計上し、減価償却が必要ですが、リース契約であれば支払額をそのまま経費処理できます。
リース契約による税務上の利点:
- 購入と違い、毎月の支払額全体を損金処理できる
- 固定資産台帳の管理や減価償却処理が不要
- 対象車両は資産計上されないため、自己資本比率に影響を与えない
また、リースは車両費用の分割払いという形になるため、大型案件の導入でも初期支出を抑えながら事業展開できる点が評価されています。新設法人や設備投資に慎重な中小企業には、大きな資金負担をかけずに戦力を整える手段として機能します。
トラックリース&ローン.comで選ぶべき企業タイプとは
すべての会社にリースが適しているわけではありません。10tトラックのリースには明確な「向いている会社の条件」が存在します。車両の稼働率や資金状況、会計方針に応じて、購入よりリースが有利になるケースとそうでないケースが分かれます。
リースが向いている会社の特徴
リース導入に適した企業の共通点を整理すると、以下のような特徴が見られます。
- 初期投資を抑えたい(創業期・多台数導入時)
- 毎月の支払額を明確にし、経費管理をしやすくしたい
- 車両の定期入れ替え(3〜5年周期)を前提としている
- 車両管理コスト(整備・税金)を社外に委託したい
- 税務上、リース料を損金算入して節税したい
一方で、自社で長期間保有・稼働させる前提であれば、リースよりも購入の方が総合的に安く済む可能性があります。業務内容や経営方針と照らし合わせて判断することが重要です。
トラックリース&ローン.comに寄せられるよくある質問
10tトラックのリースを検討する企業からは、費用や契約条件に関する疑問のほか、万が一のトラブルや契約途中の対応についても多くの質問が寄せられています。ここでは、実際の問い合わせ内容から代表的なものを抜粋し、簡潔に解説します。
車両の途中変更や追加はできる?
契約内容によりますが、柔軟なリース会社であれば途中の車種変更や車両追加に対応しています。車両のグレード変更や、業務拡大による増車にも対応できるプランを選んでおくと安心です。
事故が起きた場合、修理費は誰が負担する?
任意保険に加入していれば保険で対応可能ですが、免責額や対象外項目については契約時に確認が必要です。また、自己負担となるケースに備えて、車両補償付きのプランを選ぶ法人も多く見られます。
黒ナンバーの取得はできる?
10tトラックは緑ナンバー(事業用)または白ナンバー(自家用)の対象であり、黒ナンバー(軽貨物)とは制度が異なります。10tトラックで運送業を行う場合は、緑ナンバーの取得が必要です。
中途解約はできる?違約金はある?
原則として中途解約は可能ですが、多くの場合で違約金が発生します。残リース料の一括支払や、一定の手数料がかかるため、契約前に解約条件を必ず確認しましょう。
赤字や新設法人でも契約できる?
リース会社によって対応が異なりますが、トラックリース&ローン.comでは赤字決算や新設法人に対応した柔軟な審査の会社も紹介されています。複数社へ同時照会できるため、通過可能性のある業者を絞り込みやすくなっています。
最適な10tトラックリースを選ぶならトラックリース&ローン.com
ここまで、10tトラックのリース相場や契約条件、会社ごとの比較などを詳しく解説してきました。ただ、実際にどの会社で契約すれば良いか、料金や審査条件を一つひとつ調べて回るのは大きな手間になります。
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- 整備・税金・保険込みのプランも選択可能
複数社の見積もりや条件を並べて比較できるため、車両選定・コスト交渉・審査通過のすべてを一元化できるのが最大の強みです。とくに、初めて大型トラックを導入する法人や、複数台を効率よく整備したい運送業者にとって、強力なサポートとなるはずです。
契約先で迷ったときは、まずは相場と条件を比較することから始めてみてください。
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