個人事業主の軽貨物ドライバーが契約する格安の黒ナンバーの任意保険は残念ながらありません。せいぜい数百円の差です。
日常使用の任意保険よりも2~3倍高くなるので、保険料の安さで選びがちです。
しかし、保険料だけで選ぶと自動車事故やトラブルが発生したときに十分なサポートを受けられず失敗するドライバーも大勢います。
この記事では、補償内容やサポートを比較し、黒ナンバーの自動車保険の選び方を紹介しています。
最後まで読んで、自分に合った自動車保険が見つかれば幸いです。
自動車保険比較サービスの「保険スクエアbang!」を利用すれば、値段・ロードサービス対応距離・補償内容など様々な観点で比較できます。
配送業で起こりえるパンクやバッテリー上がりに対応しているサービスもあるため、毎日運転するドライバーには心強いです。
事故相手や自分への補償はひと通り揃っており、保険金や慰謝料の交渉を行ってくれる弁護士特約も付いています。
個人でもそもまま申し込めますのでご安心してください。
目次
個人事業主の軽貨物ドライバー向け!黒ナンバー任意保険の格安ランキング6選!
黒ナンバー(軽貨物事業用)の任意保険の取り扱いがあるのは、下記の7社です。
- 損保ジャパン
- あおいおいニッセイ
- 楽天損害保険
- AIG損害保険
- 三井住友海上
- 東京海上日動
- 日新火災
代理店型ですがインターネットからお申し込みできます。
損保ジャパン
24時間365日対応なので、深夜や休日に起こったトラブルにもすぐさま対応できます。レッカーの手配や事故相手への連絡といった初期対応を迅速に行ってくれるので、本当に心強いです。
ロードサービスはレッカー搬送が180kmまで無料なので、エンジントラブルやパンクしてしまった時にも安心です。
事故相手や自分への補償はひと通り揃っており、自動車事故の一般的な備えは確保できています。
事故発生時には大手警備保障会社の警備員が駆け付けてくれます。現場対応を手伝ってくれたり、助言をしてくれるのでパニックになりがちな交通事故でも安心です。
また、無保険車障害補償が無制限なのもポイント。交通事故を起こしたお相手が任意保険に加入していなくても、しっかりと補償を受けられます。
黒ナンバーの保険料は、公式サイトのシュミレーションツールで試算できません。
実際の料金は、損保ジャパンに問い合わせて確認してください。
事故対応 | 24時間365日 | 現場駆けつけサービス | 〇 |
弁護士費用特約 (示談交渉サービス) | ◯ | 対物超過費用補償 | 50万円 |
搭乗者傷害補償 | - | 自損事故傷害補償 | 1,500万円 |
無保険車傷害補償 | 無制限 | スタック | - |
特約 | 車両新価特約,車対車免ゼロ特約,地噴津一時金特約,他車運転特約,被害者救済費用補償特約,個人賠償責任補償特約,ファミリーバイク特約,人身傷害死亡・後遺障害定額給付金特約,人身傷害入院時諸費用特約,車両全損修理時特約,車内積載動産特約 | ロードサービス | 〇 |
レッカー移動無料距離 | 約180km | 代車・レンタカー費用補償の日数限度 | 15日間,30日間 |
宿泊費用補償 | 〜10,000円 | 帰宅・移動費用補償 | 〜20,000円 |
運転者年齢限定範囲 | 全年齢,21歳以上,26歳以上,35歳以上 | 運転者限定範囲 | 限定なし,本人限定,夫婦限定 |
割引制度 | 新車割引,ゴールド免許割引,WEB証券割引,ASV割引,エコカー割引,安全運転割引,走行特性割引,65歳以上優良割引,福祉車両割引,ノンフリート多数割引 | 加入方法 | 代理店 |
支払方法 | 月払い,年払い,一時払い | 払込方法 | 口座振替,クレジットカード,銀行振込,コンビニ,郵便局 |
保険期間 | 1年間,最長7年間 | ソルベンシー・マージン比率 | 717.3% |
入力はたった3分!
■関連記事:損保ジャパンの黒ナンバー任意保険の評判は?
あいおいニッセイ同和損保
24時間365日対応なので、深夜や祝日のトラブルにも心強いです。無料でレッカー搬送できる距離が500kmで任意保険保険の中で最長です。
事故相手や自分への補償はひと通り揃っており、自動車事故の一般的な備えは確保できる自動車保険です。
搭乗者傷害補償がついているので、保険金額の上限を超えたとしても損害補償を受けられます。
黒ナンバーの保険料は、公式サイトのシュミレーションツールで試算できません。
あいおいニッセイ同和損保に直接確認してください。
事故対応 | 24時間365日 | 現場駆けつけサービス | - |
弁護士費用特約 (示談交渉サービス) | ◯ | 対物超過費用補償 | 50万円 |
搭乗者傷害補償 | 100万円〜1,000万円 | 自損事故傷害補償 | 2,000万円 |
無保険車傷害補償 | 2億円 | スタック | - |
特約 | 車両新価特約,車対車免ゼロ特約,車内携行品補償特約,他車運転特約,被害者救済費用補償特約,個人賠償責任補償特約,ファミリーバイク特約,人身傷害諸費用特約,傷害一時金特約,地噴津車両特約,車両全損時諸費用特約 | ロードサービス | 〇 |
レッカー移動無料距離 | 約500km | 代車・レンタカー費用補償の日数限度 | 30日間 |
宿泊費用補償 | 〜15,000円 | 帰宅・移動費用補償 | 〜20,000円 |
運転者年齢限定範囲 | 全年齢,21歳以上,26歳以上,35歳以上 | 運転者限定範囲 | 限定なし,本人限定,夫婦限定 |
割引制度 | 新車割引,ASV割引,エコカー割引,耐損傷性・修理性割引,長期優良割引,1日自動車保険割引,福祉車両割引,ノンフリート多数割引 | 加入方法 | 代理店 |
支払方法 | 月払い,年払い,一時払い | 払込方法 | 口座振替,クレジットカード,銀行振込,コンビニ,郵便局 |
保険期間 | 1年間,最長3年間 | ソルベンシー・マージン比率 | 702.3% |
入力はたった3分!
■関連記事:あいおいニッセイの黒ナンバー任意保険の評判は?
楽天損保
24時間365日対応なので、深夜や祝日の交通事故にも心強いです。ロードサービスの無料搬送距離が60kmまでと他社サービスよりも短めです。
事故相手や自分への補償はひと通り揃っており、自動車事故の一般的な備えは確保できる自動車保険です。
年間で支払った保険料の一部が楽天ポイントとして還元され、保険料の支払いに充てることも可能です。
搭乗者傷害補償がついているので、保険金額の上限を超えたとしても損害補償を受けられます。
黒ナンバーの保険料は、公式サイトのシュミレーションツールで試算できません。
楽天損害保険に直接確認してください。
事故対応 | 24時間365日 | 現場駆けつけサービス | 〇 |
弁護士費用特約 (示談交渉サービス) | ◯ | 対物超過費用補償 | 50万円 |
搭乗者傷害補償 | 100万円〜1,000万円 | 自損事故傷害補償 | 2,000万円 |
無保険車傷害補償 | 2億円 | スタック | - |
特約 | 車両全損時諸費用補償特約,車両新価特約,車内携行品補償特約,他車運転特約,被害者救済費用補償特約,個人賠償責任補償特約,ファミリーバイク特約,搭乗者傷害一時金倍額払特約 | ロードサービス | 〇 |
レッカー移動無料距離 | 約60km | 代車・レンタカー費用補償の日数限度 | 30日間 |
宿泊費用補償 | 〜10,000円 | 帰宅・移動費用補償 | 〜20,000円 |
運転者年齢限定範囲 | 全年齢,21歳以上,26歳以上,35歳以上 | 運転者限定範囲 | 限定なし,本人限定,夫婦限定 |
割引制度 | インターネット割引,新車割引,ゴールド免許割引,複数台割引,ASV割引,ノンフリート多数割引 | 加入方法 | 代理店 |
支払方法 | 月払い,年払い | 払込方法 | 口座振替,クレジットカード |
保険期間 | 1年間 | ソルベンシー・マージン比率 | 676.6% |
入力はたった3分!
■関連記事:楽天損保の黒ナンバー任意保険の評判は?
AIG損害保険
24時間365日対応なので、深夜や祝日の事故にも安心です。無料でレッカー搬送できる距離が500kmと長く任意保険最長クラスです。
事故相手や自分への補償はひと通り揃っており、自動車事故の一般的な備えは確保できる自動車保険です。
代理店型保険の中で唯一スタックに対応しており、雪道やぬかるみを走るドライバーは嬉しいサービスです。
黒ナンバーの保険料は、公式サイトのシュミレーションツールで試算できません。
AIG損害保険に直接確認してください。
事故対応 | 24時間365日 | 現場駆けつけサービス | - |
弁護士費用特約 (示談交渉サービス) | ◯ | 対物超過費用補償 | 50万円 |
搭乗者傷害補償 | 500万円,1,000万円,1,500万円,2,000万円 | 自損事故傷害補償 | 2,000万円 |
無保険車傷害補償 | 2億円 | スタック | 〇 |
特約 | 車両新価特約,車対車免ゼロ特約,車内携行品補償特約,他車運転特約,被害者救済費用補償特約,個人賠償責任補償特約,ファミリーバイク特約,車両全損修理時特約,人身傷害諸費用特約,地噴津車両特約,搭乗者傷害一時金倍額払特約,自宅・車庫等損害特約 | ロードサービス | 〇 |
レッカー移動無料距離 | 約500km | 代車・レンタカー費用補償の日数限度 | 15日間,30日間 |
宿泊費用補償 | 〜10,000円 | 帰宅・移動費用補償 | 〜20,000円 |
運転者年齢限定範囲 | 全年齢,21歳以上,26歳以上,30歳以上,35歳以上 | 運転者限定範囲 | 限定なし,本人限定,夫婦限定,同居の家族限定 |
割引制度 | 新車割引,ゴールド免許割引,ASV割引,エコカー割引,長期優良割引,障害者割引,福祉車両割引,ノンフリート多数割引 | 加入方法 | 代理店 |
支払方法 | 月払い,年払い,一時払い | 払込方法 | 口座振替,クレジットカード,銀行振込,コンビニ |
保険期間 | 1年間,最長3年間 | ソルベンシー・マージン比率 | 1178.4% |
入力はたった3分!
▶関連記事:AIG損保の黒ナンバー任意保険の口コミ評判は?見積もりはどこ?
三井住友海上火災保険
24時間365日対応なので、深夜や祝日の事故にも安心です。無料でレッカー搬送できる距離が500kmと長く保険会社の中でも最長クラスです。
事故相手や自分への補償はひと通り揃っており、自動車事故の一般的な備えは確保できる自動車保険です。
搭乗者傷害補償がついているので、保険金額の上限を超えたとしても損害補償を受けられます。
黒ナンバーの保険料は、公式サイトのシュミレーションツールで試算できません。
三井住友海上火災保険に直接確認してください。
事故対応 | 24時間365日 | 現場駆けつけサービス | - |
弁護士費用特約 (示談交渉サービス) | ◯ | 対物超過費用補償 | 50万円 |
搭乗者傷害補償 | 100万円〜1,000万円 | 自損事故傷害補償 | 2,000万円 |
無保険車傷害補償 | 2億円 | スタック | - |
特約 | 車両新価特約,車対車免ゼロ特約,車内携行品補償特約,他車運転特約,被害者救済費用補償特約,個人賠償責任補償特約,ファミリーバイク特約,人身傷害諸費用特約,傷害一時金特約,地噴津搭乗者特約,地噴津車両特約,車両全損時諸費用特 | ロードサービス | 〇 |
レッカー移動無料距離 | 約500km | 代車・レンタカー費用補償の日数限度 | 30日間 |
宿泊費用補償 | 〜15,000円 | 帰宅・移動費用補償 | 〜20,000円 |
運転者年齢限定範囲 | 全年齢,21歳以上,26歳以上,35歳以上 | 運転者限定範囲 | 限定なし,本人限定,夫婦限定 |
割引制度 | 新車割引,ゴールド免許割引,セカンドカー割引,ASV割引,エコカー割引,長期優良割引,1日自動車保険割引,福祉車両割引,ノンフリート多数割引 | 加入方法 | 代理店 |
支払方法 | 月払い,年払い,一時払い | 払込方法 | 口座振替,クレジットカード,銀行振込,コンビニ,郵便局,スマホ決済 |
保険期間 | 1年間,最長3年間 | ソルベンシー・マージン比率 | 701.3% |
入力はたった3分!
▶関連記事:三井住友海上の黒ナンバー任意保険の口コミ評判は?見積もりはどこ?
東京海上日動火災保険
24時間365日対応なので、深夜や祝日の交通事故にも心強いです。ロードサービスのレッカー搬送は無料で180kmまで対応しています。
事故相手や自分への補償はひと通り揃っています。
ただし、宿泊費用補償、帰宅・移動費用補償がありません。やむなく宿泊した場合や自宅までの交通費が支払われないのがネックです。
黒ナンバーの保険料は、公式サイトのシュミレーションツールで試算できません。
東京海上日動に直接確認してください。
事故対応 | 24時間365日 | 現場駆けつけサービス | - |
弁護士費用特約 (示談交渉サービス) | ◯ | 対物超過費用補償 | 50万円 |
搭乗者傷害補償 | - | 自損事故傷害補償 | 2,000万円 |
無保険車傷害補償 | 2億円 | スタック | - |
特約 | 入院時選べるアシスト特約,傷害一時費用保険金倍額特約,車両全損時諸費用補償特約,車両新価特約,車対車免ゼロ特約,地噴津一時金特約,車内携行品補償特約,他車運転特約,被害者救済費用補償特約,個人賠償責任補償特約,ファミリーバイク特約 | ロードサービス | 〇 |
レッカー移動無料距離 | 約180km | 代車・レンタカー費用補償の日数限度 | 15日間,30日間 |
宿泊費用補償 | - | 帰宅・移動費用補償 | - |
運転者年齢限定範囲 | 全年齢,21歳以上,26歳以上,35歳以上 | 運転者限定範囲 | 限定なし,本人限定,夫婦限定 |
割引制度 | 新車割引,ゴールド免許割引,WEB証券割引,ASV割引,エコカー割引,安全運転割引,走行特性割引,65歳以上優良割引,福祉車両割引,ノンフリート多数割引 | 加入方法 | 代理店 |
支払方法 | 月払い,年払い,一時払い | 払込方法 | 口座振替,クレジットカード,銀行振込,コンビニ,郵便局 |
保険期間 | 1年間,最長7年間 | ソルベンシー・マージン比率 | 815.2% |
入力はたった3分!
■関連記事:東京海上日動の黒ナンバー任意保険の評判は?
まだ車両を用意できていない方は、車両のリースと黒ナンバーの手続き、任意保険の会社を同時におこなってくれる会社があります。
忙しくて時間が取れない方や黒ナンバーの手続きが面倒な方は、お願いしてみてはいかがでしょうか。
詳しくは、黒ナンバーの任意保険を同時に加入できる審査のない軽貨物リース会社!で紹介しています。
黒ナンバーの任意保険を選ぶポイント6つ
自動車保険を選ぶポイントは以下の6つです。
- 対人・対物の補償範囲を確認する
- 24時間365日対応している保険を選ぶ
- 受託貨物責任賠償特約を確認する
- 弁護士特約付きを選ぶ
- ロードサービスの有無を確認する
- 車両保険も検討する
月額料金の安さで選ぶ前に、上記の項目をチェックしておきましょう。
料金を求めるあまり、補償範囲が狭すぎたり事故対応やロードサービスが疎かになってしまう可能性があります。
①対人・対物の補償範囲を確認する
所属する運送会社によっては、補償範囲が下記でなければ契約できない場合があります。
- 対人賠償金 無制限*1
- 対物賠償金 無制限*2
*1対人賠償 運転により、他人を怪我や死亡させたときに支払われる賠償金
*2対物賠償 運転により、他人の物を破壊したときに支払われる賠償金
何も知らずに契約してしまい、補償範囲外だったら困りますよね。
必ず、補償範囲を確認しておきましょう。
②24時間365日"対応"している保険を選ぶ
紛らわしいことに「24時間365日"受付"」があります。保険料が安い傾向にありますが、深夜や休日に事故対応ができません。あくまで受付のみです。
交通事故やトラブルが発生したときに、すべて一人で対処するハメになるので、必ず「24時間365日対応」の保険を選びましょう。
③受託貨物責任賠償特約を確認する
受託貨物責任賠償特約とは、交通事故で荷主に対して損害賠償責任を負った場合、その賠償金を補償することです。
数百万単位の荷物の賠償金を支払うのは手痛いですので、貨物保険に入っていない方は「受託貨物責任賠償特約」があると安心です。
貨物保険とは違い、「荷崩れ」や「作業時の不注意」など交通事故以外の理由によって破損された荷物の損害賠償は補償されません。
入力はたった3分!
④弁護士特約付きを選ぶ
弁護士特約が付いていると、交通事故が起こった際に物事を有利に運べます。
交通事故の被害者になると、相手方や相手方の保険会社にお金を支払ってもらいますが、
主に、以下3つに関する示談金の交渉が行われます。
- 「物損に関するもの」
- 「傷害に関するもの」
- 「後遺障害に関するもの」
自身が加入している保険会社は示談交渉ができません。
アトム法律事務所によると、交通事故の慰謝料の相場には3つの基準があります。
相手方の保険会社によっては、最低金額の「自賠責基準」の金額しか受け取れない可能性があります。
弁護士特約が付いていれば、交渉で不利になることはありませんし、「任意保険基準」や「弁護士基準」といった相場よりも多くの示談金や慰謝料を受け取ることもできます。
⑤ロードサービスの有無を確認する
軽貨物運送業は、運転時間が長いため事故や車両トラブルに合う確率が高いです。
特に多いトラブルが、バッテリー上がりと脱輪です。
事例①:宅配だとエンジンを切る回数が多いので、バッテリー上がりしてしまった。
事例②:道路の側溝(ドブ)に脱輪した。
レッカー搬送が無料だとなお良いでしょう。
⑥車両保険も検討する
車両保険に加入することで車両の修理費用を補償してくれます。
軽貨物運送業は狭い道路での運転や切り替えしを頻繁に行うので、通勤やレジャーと比べても車が傷つきやすいです。
バンパーが外れてしまったり、ヘッドライトやテールランプ、リアガラスが割れたまま走行できません。整備不良で違反になります。
- バンパー交換 :50,000円~100,000円
- ライト修理 :30,000円~50,000円
- リアガラス交換:50,000円~100,000円
参考:カーコンビニ俱楽部
新車であれ、中古車であれ初年度は車両保険の加入を検討した方がいいでしょう。
格安の任意保険はない!安さよりも補償内容から選ぼう
結論から言って、どの保険会社も料金はほとんど変わりません。
6等級スタートで月額15,000円前後です。※
※車両保険なし
ただ、保険会社により補償内容や特約、ロードサービスに違いがあるので、多少は料金も変わります。
金額の安さよりも、前述した「黒ナンバーの任意保険を選ぶポイント6つ」を念頭に保険会社を選ぶことをオススメします。
安さで選ぶなら比較サービスを利用する
「どうしても安さで選びたい」「比較したいけど忙しくて時間がとれない…」とお悩みの方は、複数の保険会社に一括見積りを依頼できるサービスを利用しましょう。
「保険スクエアbang!自動車保険」は、3分程度の情報入力で複数の会社の見積もりが取れます。
契約するまでは無料で利用できるので、どの会社が一番安いのチェックしてみましょう!
入力はたった3分!
黒ナンバーの任意保険の相場は?
黒ナンバー任意保険の相場は、月額7,000円~15,000円です。
6等級で15,000円前後で始まり、20等級で7,000円前後になります。
▶関連記事:個人事業主の黒ナンバーの任意保険はいくら?相場は1万円~1.5万円
格安の黒ナンバーの自動車保険の注意点4つ
任意保険を選び方と被る部分もありますが、注意したい点も4つあります。
- 大手通販型の会社では契約できない
- 適正な価格を選ぶ
- 免責金額が大きすぎる
- 補償金額を確認する
最悪この部分だけでも抑えておけば大損はしないので必ずチェックしてください。
①通販型の会社では黒ナンバーの契約ができない
大手通販型の自動車保険会社は黒ナンバー(事業用)に対応していません。
通販型保険会社 | 取り扱い | 公式サイト |
おとなの自動車保険 | なし | 詳細を見る |
セコム損害保険 | なし | 詳細を見る |
ソニー損保 | なし | 詳細を見る |
三井ダイレクト | なし | 詳細を見る |
アクサダイレクト | なし | 詳細を見る |
チューリッヒ | なし | 詳細を見る |
イーデザイン損保 | なし | 詳細を見る |
SBI損保 | なし | 詳細を見る |
黒ナンバーの任意保険は「代理店型」のみ申し込みができます。
下記の自動車保険見積サイトは代理店型なので「黒ナンバー」の任意保険に対応している保険会社を申し込みできます。
入力はたった3分!
②適正な価格を選ぶ
黒ナンバーの任意保険は、月額7,000円~20,000円の範囲内です。
また、年数が経過するにつれて、月額費用も下がります。
- 1年目 12,000円
- 2年目 8,000円
- 3年目 7,000円
③免責金額を確認する
損害の全額を自動車保険会社が支払ってくれるのが一般的です。
ただし、月額料金を下げるために免責金額を設定している場合もあります。
④対人・対物賠償の補償範囲を確認する
所属する運送会社によって、保証範囲が「無制限」になっていないと契約できません。
- 対人賠償 無制限
- 対物賠償 無制限
なお、アマゾンフレックス、ピックゴーの場合は、以下の保証範囲でなければ登録できません。
- 対人無制限
- 対物1億円以上
軽貨物事業者に安心のロードサービスが充実している「損保ジャパン」
損保ジャパンはレッカー搬送が180kmまで無料です。配送業で起こりえるパンクやバッテリー上がりに対応しているので、毎日運転するドライバーには心強い自動車保険です。
事故相手や自分への補償はひと通り揃っており、保険金や慰謝料の交渉を行ってくれる弁護士特約も付いています。
格安の黒ナンバー任意保険(個人事業主)のよくある質問
黒ナンバーで入れる保険は?
下記6社です。
詳しくは下記記事でも解説しています。
▶関連記事:黒ナンバーの任意保険を安くする方法3選
▶関連記事:格安の黒ナンバー任意保険個人向けおすすめランキング6社【軽貨物】
黒ナンバーの車の自賠責保険料は2024年にいくらですか?
24ヶ月(2年)で、31,660円です。
黒ナンバーの任意保険の相場いくらですか?
新規加入時の6等級で15,000円前後です。20等級で7,000円代になります。
上記は、車両保険を含まない金額です。
▶関連記事:個人事業主の黒ナンバー任意保険はいくら?相場は1万円~1.5万円
黒ナンバーの任意保険を安くする方法は?
黒ナンバーの任意保険を安くするには、下記3つの方法があります。
- 保険等級を引き継ぐ
- 事故を起こさない
- 支払いを年払いにする
詳しくは下記記事で解説しています。
▶関連記事:黒ナンバーの任意保険を安くする方法3選
任意保険の等級を黒ナンバーに引き継ぐ裏技がありますか?
黄色ナンバーの軽自動車で納車している場合のみ引き継げます。黒ナンバーで納車した場合は等級を引き継ぎできません。
詳しは「【図解】黒ナンバーの任意保険の等級を引き継ぐ裏ワザ」で解説しています。
黒ナンバーの任意保険は即日加入できる?
即日加入できない会社が多いです。
理由は、不正な保険金請求を防ぐためです。
即日で加入できてしまうと、事故を起こした当日に加入して、保険金を請求できてしまいます。
▶関連記事:黒ナンバーの任意保険に即日加入!ネット申し込みできる会社
黒ナンバーの年間維持費はいくらですか?
黒ナンバー(事業用)の貨物軽自動車は年間3,800円。 黒ナンバー(事業用)の重要税、は2年で5,200円です。
【まとめ】安さよりも任意保険の補償内容が重要
初年度は、毎月15,000円前後の任意保険料を支払うので、できるだけ料金を下げたいのはわかります。
しかし、どの保険会社も大して保険料は変わりません。
数百円単位の保険料の安さを求めるより、補償内容やロードサービスの充実さで選びましょう。
当サイトでは基本的な補償内容が揃っており、ロードサービスや弁護士特約も付いている「損保ジャパン」をおすすめしています。
それでも「月額料金が最重要な方」や「他の保険会社と比較したい方」は「保険スクエアbang!自動車保険」で相見積もりを取ってみましょう。
■関連記事:審査なしの黒ナンバーリースは?軽貨物車を入手する2つの方法
入力はたった3分!