「配達ナビタイム(NAVITIME)ってなんなの?」
「利用するメリットやデメリットはある?」
「実際に使い物になるの?」
実際に使ってみた感想とレビューを書きました!
その他、メリットやデメリット、ほか配達員の口コミも紹介しますので、ぜひ最後まで読んでみてください。
時間指定を考慮したルートを自動で組んでくれます
『配達NAVITIME』で配達スピード30%アップ!
地図上にマンションやアパートの名称、世帯主、番地が記載されているので、配達先が迷いません。
配達NAVITIMEとアマゾンフレックスで使用するアプリは似ています。事前に触れておくことで、初回稼働でもアマゾンフレックスアプリが抵抗なく扱えるようになりますよ。
- アマゾンフレックスアプリで採用されている「ゼンリン地図」は、配達NAVITIMEでも使われているから事前学習になる
- 大型施設の入り口がわかる
- 自動ルート組機能が搭載されている
- コンビニやトイレ・ガソリンスタンド・オービスも表示される
アマゾンフレックス以外でも、ピックゴーや出前館、Uber Eatsでは大活躍しますし、タワーマンションや大型施設の入り口も表示されるので重宝しています。
配達NAVITIME | ||
料金 | デフォルト | 無料 |
プレミアムコース | 初月無料 月額2,300円(税込) 年額22,800円(税込) | |
搭載地図 | ゼンリン地図 | |
機能 | ・表札、建物名の表示 ・建物・テナント名で検索 ・「配達時間帯指定」を考慮した効率の良い配達ルート組 ・建物入り口情報 ・カメラで荷物登録 ・渋滞や工事、大通りを避けた抜け道を案内 ・自転車やバイクに対応 ・コンビニやトイレ・ガソリンスタンド・オービスの表示 ・伝票読み取り機能 ・メモ内容が地図上に表示 |
無料でも使用できるので、どんな操作感なのか一度触ってみましょう。
未経験者でアカウント停止にならなかった配達員は『配達NAVITIME』を使っています。
目次
配達NAVITIMEの総合評価
項目 | 評価 |
総合評価 | (4.5 / 5.0) |
口コミ評価 | (4 / 5.0) |
コスパ | (4.5 / 5.0) |
料金 | (4 / 5.0) |
伝票読み取りの精度 | かなり良い |
ルート案内の精度 | かなり良い |
アプリの使いやすさ | かなり良い |
悪い口コミ
- アプリの反応が悪い時があった
- ルートの最適化がされていない時があった
- 検索するときに予測変換を出して欲しい
- フードデリバリーアプリと連携できない
良い口コミ
- ナビが詳しく教えてくれるから重宝している
- 配達先がピンで表示されるのが便利!
- 地図をタップするだけで住所がわかる!
- 二段階右折を使わないルートも案内してくれるのが便利
おすすめしない人
- 伝票を手打ちで入力し続けたい人
- 出庫時間が遅いままでいい人
- ルート組みをAIに丸投げしたくない人
- 売上を上げたくない人
おすすめする人
- 効率的に配達して売上を上げたい人
- 効率的に配達して早く帰宅したい人
- 伝票読み取り機能で住所入力を時短して30分早く出庫したい人
- ルート組みをAIに任せ、10分時短したい人
- ルート案内機能で楽して配達したい人
「アプリの反応が悪い」「ルート組み」が最適化されないなどの不具合も克服して、最強アプリとなりました。
1日6,800円以上の売上アップを目指したい、1時間40分早く帰りたいという方は、絶対に使いましょう!
配達NAVITIMEとは?何ができる?
配達NAVITIMEとは、配達ドライバーのための配達地図アプリです。
伝票をカメラで読み取るだけで荷物の情報が登録でき、地図上に刺さったピンを回収するように回るだけで配達が完了するため、初心者や不慣れなエリアを走る場合でもスムーズな配達が可能です。
どのようなルートで回ればよいのかわからない場合でも、アプリが効率のよい配達ルートを考えてくれるため、悩む必要がありません。
また、二輪車の規制にも対応しており、自動車での配達はもちろん原付や自転車での配達にも利用できます。
配達NAVITIMEを利用した現役配達員のレビュー!
配達ナビタイムを実際に使ってみました!
「よかった点」「改善してほしい点」をわけて紹介します。
実際に利用してみてよかった点
実際に利用してみて、よかったと感じた点は以下のとおりです。
- 荷物地点詳細画面から直接電話がかけられる
- 自動でルート組みしてくれる
- ダークモードに対応している
- 伝票読取機能の解析が早い
- 住所や入力した表札が地図上に表示される
- 現在地からの直線距離がわかる
- 建物の入り口がアプリ上で把握できる
それぞれ解説します。
荷物地点詳細画面から直接電話がかけられる
「荷物地点詳細画面」の電話番号欄に電話番号を登録しておくと、そこから直接電話がかけられます。
運送会社から支給されている端末やアプリによっては、読み込んだ荷物情報から電話がかけられるものもありますが、なければわざわざ番号を打ち込んで架電しなければならないため、この機能は画期的です。
スムーズに配達したいなら、少しでも時間のロスをなくす必要があります。
自動でルート組みしてくれる
配達NAVITIMEには、自動でルート組みをしてくれる機能があります。
配達地図アプリは配達NAVITIME以外にもいくつか存在しますが、ルート組み機能があるものはなかなかありません。
配達初心者でどのように回ればよいのかわからない人や、初心者でなくてもさらに効率を上げたい人、配達スピードを早めたい人には、試してみる価値があるでしょう。
なお、配達NAVITIMEでは、自動車・原付バイク・自転車のうちどのタイプの車両で配達を行うのかを設定でき、選択した車両に合わせてナビゲーションしてくれます。
車両はいつでも変更できます。
設定した内容によってナビゲーションの仕方が変わってくるため、自分の配達スタイルに合った設定にしておいたほうがよいでしょう。
ダークモードに対応している
ダークモードに対応しているため、夜間でも画面が見やすいです。
カーナビでは当たり前の機能ですが、配達地図アプリでダークモードに対応できるのはあまりありません。
自動・昼・夜と切り替えられ、日が落ちて暗くなっても画面はそのままの明るさがよいという場合は「昼」に設定しておくとモードを固定しておけます。
モードの切り替えは「マイページと設定」から行います。
住宅地図をOFFにしている場合は「地図の色」、ONにしているなら「住宅地図の色」を変更しましょう。
以下は住宅地図ON、「住宅地図の色」を「夜」にしたときの状態です。
伝票読取機能の解析が早い
配達先の住所を一から打ち込んでいく方法もありますが、配達NAVITIMEには「伝票読取機能」が備わっており、ほかのアプリと比べて住所の解析が早いです。
解析が早いというのは、かなり大きなメリットです。
解析が遅く、むしろ手打ちのほうが早いというような精度なら、せっかく伝票読取機能があっても誰も使おうとは思いません。
現に配達地図アプリの中では、解析が遅いために伝票読取機能があまり利用されていないケースもあります。
表示された住所に間違いがなければそのまま「荷物登録」で完了です。
まず、「伝票読取」をタップしましょう。
続いて、白枠内に住所や氏名を収めた状態で撮影します。
すると、以下のように読み取り結果が表示されます。
住所や入力した表札が地図上に表示される
地図上でピンをタップして荷物地点詳細画面を開かなくても、配達先の住所や「表札」欄に登録した内容が地図上に表示されます。
荷物地点詳細画面とは、表札や電話番号、配達状況、時間帯指定など、荷物についてのさまざまな情報を登録できる画面です。
「My配達地点」に登録しておけば削除しないかぎり情報を残せるため、次回以降の配達時にも活かせます。
荷物地点詳細画面は、地図下の「配達地点」から情報を見たい案件を選んでタップすると表示できます。
地図下の情報を上にスライドすれば、画面全体で見られます。
「表札を入力」と書かれているところが表札欄です。
表札欄に情報が入っていれば、地図上にその情報が反映されます。
情報を次回以降も残しておきたい場合は、「My配達地点」に登録しておくと便利です。
以下のように、「My配達」をタップするだけで登録できます。
My地点登録をすると赤枠内の情報が保存され、荷物登録の際に反映されるようになります。
My登録をしないと、表札欄などに情報を入れても次回以降の配達に反映されません。
よく行く配達先は登録しておくことをおすすめします。
表札欄に入力した名前や名称は、地図上では以下のように反映されます。
表札欄に何も入力していなければ、住所や施設名が表示されます。
たとえば東京都庁は住所+施設名で登録されているため、地図上では以下のように表示されます。
もともとゼンリンの地図に表札が表示されていない場合でも、地図上で住所や表札の確認が可能です。
現在地からの直線距離がわかる
現在地から配達先までの直線距離が地図上でわかります。
そのため車両から配達先までの距離がイメージしやすく、車両のまま行くか降りて走るかの判断材料にもなります。
ただし非表示にはできないため、不要な人にとっては邪魔になるかもしれません。
建物の入り口がアプリ上で把握できる
「建物横付け機能」により建物の入り口がアプリ上で把握できるため、「建物の入り口がどちらかわからず玄関の裏側に来てしまった」ということを避けられます。
隣同士で玄関の向きが異なることはよくありますが、慣れたエリアでなければ玄関がどちら側にあるのかはわかりません。
時間指定を考慮したルートを自動で組んでくれます
改善してほしい点
実際に利用してみて、改善してほしいと感じた点は以下のとおりです。
- 現在地がたまにずれる
- もう少しリーズナブルな価格にしてほしい
- ナビゲーションが終わらないときがある
それぞれ解説します。
現在地がたまにずれる
気がついたら現在地がずれていることもあります。
何かがきっかけでふとした拍子に直ったり、起動し直せばもとに戻ったりしますが、配達時にずれてしまうと現在地がわからなくなり業務に支障が出ます。
長時間利用してもずれないよう改善してもらいたいものです。
もう少しリーズナブルな価格にしてほしい
もう少しリーズナブルな価格にしてもらえると、さらに利用者は増えるのではないでしょうか。
配達NAVITIMEは、もっとも安いクレジットカードの年額プランでも20,000円(1か月あたり1,666円)かかります。
ほかの配達地図アプリのうち、たとえばGODOORなら同じ条件で年額13,000円(1か月あたり1,083円)です。
ナビゲーションが終わらないときがある
ナビ機能がうまく終了できないときがあります。
一度ルート案内でルート組みをしてしまうと、ルートを削除しても「この先一時停止が連続します」などのナビゲーションが続きます。
とくに支障はないものの、人によっては集中しているときに関係のないナビゲーションが入ると、集中が途切れてしまうのではないでしょうか。
時間指定を考慮したルートを自動で組んでくれます
配達NAVITIMEを利用した結果100分(1時間40分)短縮した!
実際に配達NAVITIMEを利用した配達員が、利用前と利用後で変わったと感じたことは以下のとおりです。
- ルート組みをする必要がなくなった
- 作業効率が上がった
- 早く出庫できるようになった
それぞれ解説します。
ルート組みをする必要がなくなった
大きく変わったのは、ルート組み機能によって自らルート組みを行う必要がなくなったことです。
これまではルート組み機能のない配達地図アプリを使用していたためルート組みを自分で行う必要があり、トータルで10分はかかっていました。
しかし、配達NAVITIMEで、手間と時間がなくなったことが嬉しいです!
配達NAVITIMEではタップひとつでルート組みをしてくれるため、現在ルート組みに関してははまったく時間がかかりません。
「10分」と聞くとあまり短縮になっていないように思えるかも知れませんが、10分あれば4〜5軒配達できると考えると大きいのではないでしょうか。
配達だけに集中できるようになった
私含め多くの配達員はざっくりとしたルート組みをするので、途中でルートを変更することが多々あります。
途中でルートを変更した場合、それ以降のルートを組み直す必要があります。
そのため常にルートを考えなければならず、あまり配達だけに集中できているという状況ではありませんでした。
しかし、ルートを配達NAVITIMEに丸投げするようにしたことで配達だけに集中できるようになり、結果的に作業効率も上がりました。
配達先を途中で確認する時間を取らなくてよくなった
利用前は途中で路肩に停まり、これから行く配達先のルートを3〜4軒分ほどチェックする時間を何度か設けていました。
しかし、地図上にピンが表示されるため、配達先が明確です。
1日で10分は短縮できているため、その分余裕を持って配達できています。
早く出庫できるようになった
伝票読取機能が優れているため、荷物の積み込み・読み込みと同時にアプリへの荷物登録が可能になりました。
これまで利用していた配達地図アプリにも伝票読取機能はありましたが、読み取りがうまくいかず、結局荷物登録は積み込みや読み込みが終わったあと30分ほど時間をかけて手打ちで行っていました。
その30分がなくなった分、早く出庫できるようになり大変助かっています。
ルート組みやルートのチェックがなくなったことで短縮できた20分とあわせると、50分短縮できていることになります。
合計で1時間40分の時短に成功!
2便制の委託会社で、1便50分短縮しています。
2便目も合計して、100分(1時間40分)の短縮に成功しています。
- 自動ルート組みで10分短縮
- 配達先のルート確認をしなくなって10分短縮
- 伝票読み取りで住所を打ち込まなくなったから30分短縮
3便制の会社なら、単純計算でも150分(2時間30分)の短縮ができますね!
時間指定を考慮したルートを自動で組んでくれます
配達NAVITIMEを使った配達員の口コミを確認!
配達NAVITIMEのユーザーは、配達NAVITIMEをどのように評価しているのでしょうか。
ここでは、良い口コミと悪い口コミをそれぞれ紹介します。
良い口コミ
まずは良い口コミを紹介します。
ナビが詳しく教えてくれるから重宝している
私は過去に宅配業務をやってました。アプリのない時でした。今はUberEatsの配達で使っています。ナビも詳しく教えてくれるため、大変重宝しています。 佐川急便さんやヤマト運輸さんの宅配をやれば、もっと機能を活かすことができると思います。しかしUberEatsの配達ですと、不要な機能が多いため、UberEats等のデリバリーに対応したアプリをぜひ出していただきたいです。その分月々の料金を安くしてほしいです。よろしくお願いします。
Google Play
評価自体は良いものの、フードデリバリーで利用するには機能が充実しすぎているようです。
たしかにフードデリバリーでは、配達状況や荷物の形状、色などを設定できる機能は使いません。
使える機能を最小限にし、その分料金を抑えたプランがひとつほしいところです。
配達先がピンで表示されるのが便利!
別の配達アプリから乗り換えて2週間弱。ナビが格段に使いやすく、ゼンリン地図がそのままベースになっているのと、目的地までの道中にあるピンも表示されるのが、欲しい機能だったのでピッタリでした。 今回の改訂でピンもより見やすくなり、仕事がはかどりそうです。 これからもよろしくお願いいたします。
Google Play
ナビの性能を高く評価する声が多い印象です。
ピンについてはサイズも変更できるため、自分が見やすいようカスタマイズできるのはユーザーにとってうれしいポイントでしょう。
地図をタップするだけで住所がわかる!
仕事で、地図上で任意の場所を選択したときに、その場所の住所が分かる地図が欲しく探していました。このナビタイムは、バッチリ住所が出てくるので、希望通りで助かります。
Google Play
配達NAVITIMEでは、地図上に住所が表示されるところもおすすめできるポイントです。
いつもと違うエリアやまだ慣れていない場所を走る際でも、誤配を恐れず安心して配達できます。
二段階右折を使わないルートも案内してくれるのが便利
配達NAVITIME初めて使ったけど二段階右折使わないルート案内してくれたりすげー便利ね
X
ルートについては「最適化されない」「遠回り」などという声も聞こえますが、配達車両を選択できるだけあって、車両種別ごとに最適なルートを案内しようという姿勢は見られます。
今後ルート選択の精度が上がっていけば、さらに評価できるアプリになるのではないでしょうか。
悪い口コミ
続いて悪い口コミを紹介します。
アプリの反応が悪い時があった
この手のアプリで多分一番高いのに、反応遅いし受信感度も悪いしイマイチ。 Googleマップと併用で同時に立ち上げて使ってますが、何でGoogleマップではちゃんと正確な位置受信してるのに、このアプリは時々自車位置を全く掴まなくなる。 それと、地図がフリーズしまくってて、突然右だの左だの言われても過ぎてるんだよね! 下手したら行き過ぎてるし。 あと、付近まで来たら案内終了するの止めて下さい! 到着してキチンと、目標の場所に行くまでナビしなきゃ無料のアプリと変わらないし、意味がない! 性能的に25年位前のカーナビの機能と同等かと。
Google Play
厳しい意見ですが、「反応が遅い」「肝心なときに地図がフリーズする」「目的地までナビしてくれない」というのは配達員にとってまさに死活問題です。
しかし、上記のような不具合は稀です。ほとんど起こりません。万が一フリーズした場合は、アプリを終了して再度立ち上げましょう。
アプリの改善が日々行われていて、現在*ではアプリの不具合が起こりにくくなりました。
*2023年11月
ルート案内が最適化してくれなかった
有料登録をしてルート最適化を試してみたが近い遠い近い遠い近い遠いを繰り返し入力して最適化をしても全く最適化しない。 酷すぎるので即解約してアンインストールした。 これで金取るとかあり得ない。 期待しただけに残念。
Google Play
ルート案内がたまに最適化されていないことがありました。
アプリの改善が日々行われていて、現在*では正しいルートを案内してくれるようになりました。
*2023年11月
検索するときに予測変換を出して欲しい
2200円?払ってる割には酷い。 ★検索する時に文字を打ちますが、その打ってる間にどんどん候補が出るようにして欲しい ★1文字でも違うと候補に上がらないの勘弁 ★ルートもGoogleよりも遠回り。あのGoogleよりも! 住宅地図が見たいので、しょうがなく使ってる 追記 解約しました
Google Play
検索窓に住所を打ち込む際に、住所の候補を次々に出して欲しいという要望でした。
検索候補が出てきたら、もっと便利になりますよね!
フードデリバリーアプリと連携できない
配達NAVITIME入れてみたけど月額2300円
配達アプリから直接ナビアプリへリンク出来ない時点で(都度住所を入れないといけない)毎日使うツールとしては厳しいなぁ
それができない限り2300円払って使う気にはなれません…
X
ほかの配達地図アプリにもいえることですが、宅配で利用する運送会社の端末やアプリ、フードデリバリーのアプリとは連動できません。
そのため荷物を読み込んだあと、配達NAVITIMEのほうでも荷物を一つずつ登録する必要があります。
フードデリバリーの方は、住所をコピーして配達NAVITIMEに張り付けましょう。
時間指定を考慮したルートを自動で組んでくれます
配達NAVITIMEのメリットとデメリット
配達NAVITIMEを利用するメリットとデメリットには、どのようなものがあるのでしょうか。
ここでは、メリットとデメリットをそれぞれ紹介します。
配達NAVITIMEのメリット
配達NAVITIMEを利用するメリットは以下のとおりです。
- 道路標識や工事・渋滞情報が地図上に表示される
- ガソリンスタンドやコンビニを表示できる
- 地図が3種類用意されている
- 車両に合ったナビゲーションをしてくれる
それぞれ解説します。
道路標識や工事・渋滞情報が地図上に表示される
「一旦停止」や「進入禁止」などの道路標識が地図上に表示されます。
慣れない場所でも標識に振り回されることなく配達が可能です。
工事箇所や渋滞箇所なども地図上で確認できるため、避けたいポイントを事前に回避できる点も魅力です。
そのほか、「地図に追加する情報」の「抜け道」を選択しておけば、幹線道路をうまく抜けられる道を探して表示してくれます。
水色で色付けされた部分が抜け道です。
ガソリンスタンドやコンビニを表示できる
ガソリンスタンドやコンビニ、トイレなどのスポットアイコンが地図上に表示できます。
オービスや速度違反取締のポイントも表示できるため、うっかり引っかかってしまうことを防げます。
スポットアイコンは詳細設定でより詳しく設定すれば、たとえばコンビニの中で「セブンイレブンだけを表示させる」といったことも可能です。
画面右上のアイコンをタップすると、ピンやアイコンの表示設定画面が開きます。
チェックを入れれば、表示したいものだけ表示できます。
不要であればチェックを外しておきましょう。
ガソリンスタンドやコンビニなどは、表示する店舗まで指定できます。
地図が3種類用意されている
配達NAVITIMEでは地図が複数用意されており、好きな地図を選択できます。
利用できる地図は以下の3種類です。
- 住所
- 郵便番号
- 航空衛星
「住所」はもっともオーソドックスな住宅地図です。
とくにこだわりがなければ、このタイプに設定しておくとよいでしょう。
建物名や表札が確認できるため、誤配防止にも役立ちます。
「郵便番号」は住宅地図がさらに郵便番号の区画で分けられています。
「航空衛星」は地図というより航空写真です。
利用する端末によっては鮮明に見られない可能性がありますが、地図よりも正確に駐車場の位置や建物の入り口などがわかります。
「住所」ではわかりづらい場合に活用するとよいでしょう。
地図の種類は、画面右上のアイコンから切り替えられます。
以下は「住宅」モードです。
以下は「郵便番号」モードです。
あまり使用する機会はないかもしれません。
そして「航空衛星」です。
行政機関や企業など、駐車場が何箇所もあるところや敷地が広大な場合に便利です。
車両に合ったナビゲーションをしてくれる
配達NAVITIMEでは、選択した車両に合わせたナビゲーションが可能です。
そのため、直前になって迂回させられる心配がありません。
たとえば原付バイクを選択した場合は、原付バイクでは通れない道を避けてルートを組んでもらえます。
また、2段階右折が必要な交差点に近づくと音声で知らせてくれるのに加え、地図上でも案内が出るためはじめての道でも安心して走行できます。
自転車を選択した場合は、自動車では通れなくても自転車なら通れる道など、自転車に適した道を選んでナビゲート。
もちろん、自動車には自動車向けの案内が可能です。
時間指定を考慮したルートを自動で組んでくれます
配達NAVITIMEのデメリット
配達NAVITIMEを利用するデメリットは以下のとおりです。
- 機能が多すぎる
- ナビが細い道を認識しない
- 利用料金が高め
- ほかのアプリと連動できない
それぞれ解説します。
機能が多すぎる
機能が充実していること自体はメリットといえますが、利用の仕方によってはデメリットになってしまいます。
配達状況(配達中・不在・完了)や荷物のサイズ、色といった荷物詳細など、宅配ならまだしもフードデリバリーでは不要な機能が多いためです。
利用料金を考えるとなおさら「もったいない」と感じてしまう人もいるでしょう。
ナビが細い道を認識しない
ナビが細い道を道と認識せず、近くにある大通りなどにずれてしまうことがあります。
そのため、ナビの性能を評価する人がいる一方で、ナビの精度が悪いという声も聞かれます。
ナビは便利な機能ではありますが、過信しすぎると思わぬ落とし穴があるかもしれません。
アプリの調子が悪い日などもあるため、ナビを設定しなくても自力である程度回れるようになっておくことや、保険としてほかの配達地図アプリをスマートフォンに入れておくといった工夫も大切です。
利用料金が高め
配達NAVITIMEの利用料金は、ほかの配達地図アプリと比べて高めに設定されています。
初月は無料で利用できますが、2か月目からは月額プランで2,300円かかります。
ほかの配達地図アプリであれば880〜1,600円で利用できるため、料金面で配達NAVITIMEを利用するかどうか悩む人は少なくありません。
短期間ならまだしも長期的な利用を考えているなら、ほかの配達地図アプリも試したうえで決めるか、できるだけお得に利用できるプランを選択するなど、負担にならない方法を検討することをおすすめします。
ほかのアプリと連動できない
配達NAVITIMEは、フードデリバリーで使用するアプリやヤマト運輸などの委託ドライバーが使用する端末やアプリとは連動できません。
つまり、たとえばヤマト運輸の委託ドライバーが配達NAVITIMEを利用する場合、荷物を読み込むのとは別に配達NAVITIMEでも荷物登録をしなければならないということです。
フードデリバリーは件数自体が多くないため、すべて登録したとしてもそこまで時間はかからないでしょう。
しかし、宅配であれば1日に100個以上、多い人なら200個以上配達します。
時間指定を考慮したルートを自動で組んでくれます
配達NAVITIMEのおすすめの使い方
配達NAVITIMEを有効利用したいなら工夫が必要です。
ここでは、おすすめの使い方を3つ紹介します。
わからない配達先は360°ビューで確認する
「表札がない」「どの家にピンが立っているのか住宅地図ではわかりにくい」など、配達先が合っているかどうかわからない場合は「360°ビュー」で確認しましょう。
360°ビューとはGoogleマップでいうストリートビューのことで、地図ではなく実際の街並みを360°見渡せます。
住宅地図ではわからなくても、360°ビューなら建物の外観や周りの景色を頼りに配達先を特定できるため、誤配の危険性を減らせます。
道に迷ってしまったときなどもおすすめです。
荷物登録は積み込みや読み込みと同時に行う
配達NAVITIMEへの荷物登録は、荷物の積み込みや読み込みと同時に行うことをおすすめします。
配達NAVITIMEの荷物読取機能は解析が早く、荷物登録がスムーズに行えるためです。
配達地図アプリによっては解析が遅く、読み込んだ情報を見ながらあとで一気に登録したほうが早い場合もありますが、配達NAVITIMEを利用するなら同時進行で行ったほうが早いでしょう。
Googleマップを併用する
宅配で配達NAVITIMEを利用するなら、Googleマップの併用がおすすめです。
Googleマップは常時開けておくのではなく、配達NAVITIMEで住所がヒットしない場合に使います。
配達NAVITIMEでは新築の建物や、新築でなくても何らかの理由で住所がヒットしないときがありますが、そのようなケースでもGoogleマップで検索したらすんなり出てくることがよくあります。
配達NAVITIMEを補助するアイテムとして利用するとよいでしょう。
フードデリバリーをしている人は、一度試してみてもよいかもしれません。
時間指定を考慮したルートを自動で組んでくれます
▶関連記事:配達ナビタイムの使い方を44枚の画像を用いて徹底解説!現役配達員による効果的な利用方法も!
配達NAVITIMEの月額料金
配達NAVITIMEの月額料金は2,300円(税込)と、ほかの配達地図アプリに比べて高めに設定されています。
ただし、月額ではなく年額で購入すると上記の金額よりお得な料金で利用できます。
詳細は以下のとおりです。
アプリ内で購入 | クレジットカードで購入 | ECサイトで購入 | |
月額 | 2,300円※初回登録1か月無料 | – | – |
年額 | 22,800円 | 20,000円 | 22,000円 |
年額であれば、月額で購入するよりも年間4,800円お得です。
さらに、クレジットカードで購入する場合は年額のプランしか選択できませんが、年間7,600円もお得です。
配達NAVITIME=料金が高いという認識が浸透していますが、クレジットカードで購入すれば1か月あたり1,666円で利用できます。
時間指定を考慮したルートを自動で組んでくれます
ほかの配達地図アプリ・サービスとの比較
ほかの配達地図アプリやサービスと比較すると、どのような点が異なるのでしょうか。
ここではGODOOR、トドクサポーター、Googleマップとあらゆる部分を比較します。
配達NAVITIME | GODOOR | トドクサポーター | Googleマップ | |
郵便番号検索 | あり | あり | あり | あり |
建物名検索 | あり | なし | なし | あり |
音声入力 | あり | あり | あり | あり |
伝票読取 | あり | あり | あり | なし |
伝票読取の性能 | あり | あるが性能悪い | あり | – |
ルート組み | あり | なし | なし | なし |
ナビ | あり | あり | なし ※外部ナビアプリとの連携可 | あり |
向いている業種 | 宅配 | 宅配 | 宅配 | フードデリバリー |
月額料金 | 2,300円 ※クレジット決済 なら1か月あたり1,666円で利用可 | 1,300〜1,600円 ※クレジット年額 プランなら1か月 あたり1,083円で利用可 | 880〜1,600円 | 無料 |
無料期間の有無 | あり | あり | あり | あり |
伝票読み取り機能やルート組み・ルート案内機能(ナビ)があるのは「配達ナビタイム」だけです!
月額料金がやや高めですが、1日換算20円程度の違いです。
1日6,800円以上の売上貢献をする力が配達ナビタイムには備わっているので、秒で回収できますよ!
誰よりも早く配達を終わらせて、営業所の配達員をビックリさせましょう!
利用するならできるだけお得に利用しよう
「配達NAVITIME」の口コミや配達員のレビュー、利用するメリットやデメリットなどについて解説しました。
さまざまな意見がありますが、配達NAVITIMEは伝票打ち込みやルート組みにかかっていた時間を短縮させてくれて、1日100分以上の時短、1日6,800円以上の売上アップにつながる最強アプリです。
1カ月無料で利用できますので、軽貨物やフードデリバリーで利用される方は絶対に使ってみましょう!
時間指定を考慮したルートを自動で組んでくれます