行政処分になると雇用者や取引先、金融機関からのイメージは低下する可能性があります。
コウエイ物流は行政処分を受けた会社ですが、決して悪質なケースではありませんのでご安心ください。
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コウエイ物流は行政処分があった?
国土交通省によるとコウエイ物流は行政処分がありました。
違反行為の概要


違反内容は下記になります。
- 乗務時間等基準告示の遵守違反
- 健康診断未受診
- 点呼の実施義務違反
- 点呼の記録義務違反
- 点呼の記録記載事項不備
- 乗務等の記録記載事項不備
- 運行指示書の作成義務違反
- 運転者に対する指導監督義務違反
- 事業報告書及び事業実績報告書未提出
死亡事故を起こしたわけではないので、重大な違反をしたわけではありません。
行政処分が必ずしも悪質とは限らない
物流業界では、下記の理由から行政処分になる会社が多いです。
- 守るべき法令が多すぎる
- 人手不足なうえに労働時間・拘束時間が長い
安全性が求められるので、ほかの業界よりも指導が入ることが多いです。
運送業界最大手のヤマト運輸でさえ行政処分を受けています。

参考:一般貨物自動車運送事業者の法令違反に対する行政処分等の公表について
「おとり広告」で景品表示法に触れた大手回転ずしチェーンや「保険料の水準を調整」で独占禁止法に触れた損害保険会社がありました。
上記の会社とは違い、法令違反になるような行為を意図的にしたわけではありません。
ビックモーターとも違い、営業停止処分を受けたわけでも免許取り消し処分を受けたわけでもありませんから、悪質な会社ではありません。