車を業務に使用するために4ナンバー(貨物車)の任意保険加入を検討すると、このような疑問が生じるかもしれません。
- 4ナンバーの任意保険は一般と何が違う?
- どんな基準で補償内容を選んだらいい?
- どの保険がいい?
4ナンバーの保険は、一般的な自家用車とは異なる点があります。
でも、コツさえつかめば自分に合った保険を選ぶのは簡単です。
対人・対物賠償は無制限、24時間365日対応の保険を比較して決めるだけです。
詳しい事は後にしておすすめの保険だけ知りたい方は、目次の「4ナンバーで比較するのにおすすめの任意保険ランキング」からどうぞ。
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▶関連記事:格安の黒ナンバー任意保険個人向けおすすめ比較ランキング6社【軽貨物】
目次
4ナンバーで比較するのにおすすめの任意保険ランキング6選!
ここからは、保険の見積もりを取って比較検討するのにおすすめの任意保険を紹介します。
5つの保険は全て、対人・対物賠償保障が無制限を選べ、車両保険が付けられ、事故対応サービスが24時間対応です。
セコム安心マイカー保険
「セコム安心マイカー保険」はセコム損害保険会社の保険です。
セキュリティ会社であるセコムの強みを活かした、現場急行サービスが魅力です。
24時間365日、事故受付センターの専門スタッフが待機しているため、すぐに事故現場に駆けつけてくれます。
セコム損保はセコムの知名度が高いため広告費をカットしており、保険料が安いことでも有名です。
対人賠償補償 | 対物賠償補償 | 車両保険 | 事故対応 | その他 |
---|---|---|---|---|
無制限 | 無制限 | 一般型,限定型 | 365日24時間 | ダイレクト型 |
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ドライブアシスト(楽天損害保険)
「ドライブアシスト」は楽天損害保険株式会社の保険です。
24時間365日、事故受付、現場かけつけサービス、ロードサービス手配を行っています。
常駐警備のALSOK(綜合警備保障)隊員が駆けつけてくるので、事故対応はセコムに劣らぬ速さです。
楽天会員でないと契約できませんが、保険料の支払いで楽天ポイントが2倍、楽天カードで支払えば3倍貯まります。
走行距離区分があり、保険料が走った分から計算されるため、近場の配達だけするならお得かもしれません。
対人賠償補償 | 対物賠償補償 | 車両保険 | 事故対応 | その他 |
---|---|---|---|---|
無制限 | 無制限 | 一般型,限定型 | 365日24時間 | ダイレクト型 |
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&e(アンディー)(東京海上グループ)
「&e(アンディー)」は東京海上グループのイーデザイン損害保険株式会社の保険です。
保険を契約すると、数日で車に取り付ける小さなセンサーが届きます。
急ブレーキな自動検知してアプリが運転をスコア化するセンサーです。
事故の衝撃もセンサーが自動検知でき、1タップでスムーズに事故の連絡ができます。
事故連絡だけでなく救急車の手配などもナビゲートしてくれる、手厚いサポートも特徴です。
対人賠償補償 | 対物賠償補償 | 車両保険 | 事故対応 | その他 |
---|---|---|---|---|
無制限 | 無制限 | 一般型,限定型 | 365日24時間 | ダイレクト型 |
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THE クルマの保険(損保ジャパン)
「THE クルマの保険」は損保ジャパンの保険です。
代理店型の保険で、黒ナンバーであっても弁護士特約をつけられます。
保険料は割高ですが、見積もりだけならインターネットからできます。
オプションとしてドライブレコーダーをレンタルできる特約もあります。
弁護士特約を付けたい方や相談しながら決めたい方におすすめです。
対人賠償補償 | 対物賠償補償 | 車両保険 | 事故対応 | その他 |
---|---|---|---|---|
無制限 | 無制限 | 一般型,限定型 | 365日24時間 | 弁護士特約可 |
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トータルアシスト自動車保険(東京海上日動火災保険の保険)
「トータルアシスト自動車保険」は東京海上日動火災保険の保険です。
代理店からの加入のみに対応していますが、インターネットから見積もりできます。
健康状態を無料で相談できるサービスのメディカルアシストや介護アシストがついています。
割高ですが、顧客満足度も高い、充実の補償とサービスが受けられる保険です。
もちろん、黒ナンバーであっても弁護士特約をつけられます。
対人賠償補償 | 対物賠償補償 | 車両保険 | 事故対応 | その他 |
---|---|---|---|---|
無制限 | 無制限 | 一般型,限定型 | 365日24時間 | 弁護士特約可 |
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強くてやさしいクルマの保険(三井ダイレクト)
「強くてやさしいクルマの保険」は三井ダイレクト損保の自動車保険です。
下記の特徴があります。
- ネット型自動車保険だから中間コストがなくて安い!
- コンシェルジュが一人ひとりに合わせて「安い補償プラン」を考えてくれる
- もしも事故でも解決に向けて迅速に対応してくれる
対人賠償補償 | 対物賠償補償 | 車両保険 | 事故対応 | その他 |
---|---|---|---|---|
無制限 | 無制限 | 一般型,限定型 | 365日24時間 | ダイレクト型 |
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4ナンバーと一般的な車の保険の違い3つ
任意保険に入る前に知っておきたい「4ナンバーと他の車の違い」は、主に3つです。
- 型式別料率クラスがない
- 運転者年齢条件を適用しない保険会社がある
- ダイレクト型では加入できない保険会社がある
型式別料率クラスがない
3ナンバー車や5ナンバー車のような一般的な車には型式別料率クラスがありますが、4ナンバーには型式別料率クラスがありません。
型式別料率クラスは、車の型式ごとに過去の事故例から決められる数字で、保険金支払の実績が多いとクラスが大きくなります。
例えば、高級車は盗難の対象となりやすいために車両保険の料率クラスが大きく、保険料が高くなる、といった感じです。
4ナンバーである自家用小型貨物車、自家用軽四輪貨物車には型式別料率クラスがなく、型式によって保険料が高くなったりはしません。
運転者年齢条件を適用しない保険会社がある
運転者年齢条件を適用しない保険会社があるのも4ナンバーの特徴です。
契約する車を運転する人の年齢によって保険料が異なるのが、運転者年齢条件です。
昔は4ナンバーである自家用小型貨物車や自家用軽四輪貨物車には運転者年齢条件が適用できませんでした。
そのため、そんぽ24やチューリッヒなど、今でも4ナンバーの任意保険に運転者年齢条件を適用していない保険会社があります。
4ナンバーは年齢条件が適用されないから自動車保険料が安くなるという噂がありますが、噂は間違っています。
そんぽ24のケースでみていきます。
年齢条件が適用されないということは、最も保険料が高くなる「年齢を問わず補償」になってしまいます。
「年齢を問わず補償」は一般的には、保険料が高くなる21歳未満の人に適用されます。
若い人ほど運転者年齢条件を適用しない4ナンバーがお得なのではなく、年齢が高い人ほど損してしまう、が正解です。
代理店型しか加入できない保険会社がある
自動車保険には代理店型とダイレクト型(通販型)があり、4ナンバーは代理店型でしか加入できない保険会社があります。
4ナンバーの自動車保険が代理店型しかなかった、昔の名残です。
代理店型は、基本的に全国にある保険代理店で代理店の担当者と対面で相談しながら契約します。
一方、ダイレクト型は通販型やネット型などとも呼ばれ、代理店を間に挟まずに契約します。
今は、多くの保険会社が4ナンバーのダイレクト型を取り扱うようになり、お得になりました。
4ナンバーの任意保険の選び方
ここからは具体的に、4ナンバーの任意保険の選び方について説明します。
任意保険には注目して欲しい5つのポイントがあります。
5つのポイントをチェック!
チェックして欲しいのはこの5つのポイントです。
- 対人賠償保険は無制限を選ぶ
- 対物賠償保険は無制限を選ぶ
- 事故対応サービスが24時間365日対応を選ぶ
- 毎日使用するなら車両保険の加入も検討する
- 交通量の多いエリアなら弁護士特約も検討する
4ナンバーの任意保険では人身傷害保険よりも、事故対応サービスや弁護士特約の方が重要です。
人身傷害保険とは、運転者自身や同乗者(搭乗者傷害保険ということもあり)のケガに対する補償です。
4ナンバーを含む営業用小型貨物車の任意保険のうち、人身傷害保険を補償の対象としている割合は41%。
引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」
人身傷害保険の必要性の低さは、申し込んでいない人の方が多いことからも分かりますね。
事故対応サービスや弁護士特約が重要な理由は後で詳しく説明します。
対人賠償保険は無制限を選ぶ
自動車保険の基本ともいえる対人賠償保険は、無制限を選ぶのがおすすめです。
理由は3つあります。
- 対人賠償金額は高額になりがち
- 小型営業用貨物車は事故を起こしやすい
- 無制限でないと配送ドライバー事業に制限がかかる
対人賠償金額として支払うのは治療関係費だけではありません。
休業損害、慰謝料、将来受け取るはずだった収入にあたる逸失利益なども含まれます。
そのため高額になりがちで、5億2,853万円の総額賠償額になったケースもあります。
2011年11月1日に横浜地裁にて判決が出た、41歳の眼科開業医である男性が死亡した事件でした。
4ナンバーを含め全てのドライバーには、対人事故を起こしたときに保険金が支払われる自賠責保険の加入が義務づけられています。
2020年度は6件の死亡事故例があり、支払われた保険金は2,379.6万円にのぼりました。
後遺障害を含む障害事故は592件あり、支払われた保険金は55,557.7万円です。
1件あたりに支払われた保険金は、平均すると死亡事故が395万円/件、障害事故が94万円/件となる計算です。
引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」
実際は偏りがあり単純平均とはいきませんが、思ったより保険金額が少ないですね。
2021年3月末時点において、4ナンバーに該当する営業用小型貨物車の対人賠償の普及率は69.3%です。
引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」
およそ3割の営業用小型貨物車が対人賠償保険そのものに加入していません。
ハウスクリーニングやエアコン修理などで車両を使っているのなら、無制限ではなく2,000万円など最低金額でも構わないかもしれません。
しかし、4ナンバーの軽貨物車両を使った軽貨物運送業を営むのであれば、無制限をおすすめします。
ネット通販の普及に伴う宅配荷物の急増で昼夜を問わず配達するため、事故を起こしやすいからです。
読売新聞の調べによると、2021年までの5年間で、宅配を業務委託された個人事業主による死者や重傷者が出た重大事故が8割も増えています。
引用元:読売新聞オンライン「【独自】軽貨物車、5年で重大事故8割増…大半が宅配委託の個人事業主」
2020年の小型自家用乗用車と小型営業用貨物車の事故件数からも事故のおこしやすさが分かります。
契約台数(件) | 死亡事故件数(件) | 割合(%) | 傷害事故件数(件) | 割合(%) | |
小型自家用乗用車 | 15,342,052 | 430 | 0.00280 | 73,777 | 0.4809 |
小型営業用貨物車 | 56,500 | 6 | 0.0106 | 592 | 1.048 |
一般の自家用に比べて、死亡事故はおよそ4倍、傷害事故はおよそ2倍です。
個人事業主の配送ドライバーは、無制限ではないと所属できない運送会社もあります。
ピックゴーは「任意保険証(対人・対物無制限)」、アマゾンフレックスは「任意保険証券(対物1億円以上、対⼈無制限)」を登録に必要な条件としています。
引用元:アマゾンフレックス「Amazon Flexプログラム登録方法について」
繰り返しになりますが、業務で使用して運転時間や使用回数が高くなりがちな4ナンバーは、事故を起こす可能性も高いですし、無制限を選ぶのがおすすめです。
2020年度に対人賠償保険の無制限を選んだ人は99.4%、ほとんどの人が無制限を選んでいます。
引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」
対物賠償保険は無制限を選ぶ
対物賠償保険も無制限を選ぶのがおすすめです。
「対人賠償保険の3つの理由」と同じく、高額、事故を起こしやすい、配送ドライバー事業に制限がかかるのが理由です。
対物賠償は車両修理費、建物修理費だけでなく、休車損害や営業損失といった間接的な損害も含めるため、裁判で高額な損害額が認定されがちです。
例えば1994年7月19に神戸地裁にて判決が出た、車の積荷が呉服・洋服・毛皮だったケースでは、2億6,135万円の支払いでした。
2008年に首都高速道路でタンクローリーが横転して火災が発生した事故では30億円を超える損害賠償金が支払われました。
引用元:日本経済新聞「首都高タンクローリー火災で32億円の賠償命令」
2020年度に対物事故により保険金を請求した件数は2,716件、保険金は99,304.6万円でした。
引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」
対人賠償保険で話したとおり、4ナンバーが交通事故をおこすリスクは一般車よりも高いです。
ですが、2021年3月末時点において、4ナンバーに該当する営業用小型貨物車の対物賠償の普及率は70.3%しかありません。
引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」
万一に備えて、対物賠償保険も無制限を選ぶのがおすすめです。
2020年度のデータをみると、80.1%の人が無制限を選んでいます。
引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」
事故対応サービスが24時間365日対応を選ぶ
事故対応サービスが24時間365日、年中無休で受付から初動対応までしている保険会社を選べば、深夜や土日でも安心です。
通勤に使う車とは違い、業務で使用する場合は夜間や休日の配達もありえます。
事故の相手方への連絡、病院への連絡、修理工場の紹介、レッカーや代車の手配などもしてくれます。
保険会社の示談交渉サービスは、賠償額を制限していると受けられないこともあるため、注意が必要です。
対物・対人は無制限にして、いざという時の対応を迅速にしてくれる保険会社を選んでくださいね。
毎日使用するなら車両保険の加入も検討する
毎日使用する場合に限り、車両保険の加入も検討してみてください。
事故を起こした相手から保険金が支払われるかもしれませんし、2021年3月末時点では、4ナンバーの車両保険の普及率は20.6%しかありません。
引用元:損害保険料率算出機構「2021年度_自動車保険の概況」
しかし、自分の過失割合分までは支払って貰えないし、相手のいない事故や自然災害により損害を受ける場合もあります。
毎日業務で使用する予定があって、穴をあけられないなら、車両保険の加入も検討してみてください。
車両保険のタイプには2種類あります。
単独事故も補償する一般型と、単独事故は補償街だけれど保険料が安い限定型です。
修理費が高額になりがちな新車なら一般型、購入から年数が経っているなら限定型がおすすめです。
自腹で負担する金額、免責金額を設定するのも保険料を抑えるのには効果的です。
交通量の多いエリアなら弁護士特約も検討する
交通量の多いエリアで配達業を営むなら、弁護士特約も検討してみてください。
「もらい事故」とは、100%相手に過失がある、自分には過失の無い事故です。
もらい事故なのに
- 加害者が過失を認めない
- 相手が自賠責保険にしか加入していない
- 賠償に応じてくれない
- 示談交渉で加害者ともめて訴訟に発展した
このようなときに、弁護士特約が役立ちます。
もらい事故では保険会社は示談交渉ができません
「何を交渉したらいいのか」「不利なく交渉できているのか」などを相談できるサポートだけです。
しかし、弁護士特約をつけていれば、負担した弁護士費用の補償を受けられます。
弁護士費用特約を利用する回数や上限額、対象外となるケースは保険によって異なるので、契約する前に確認してみてください。
もらい事故の場合だけでなく、その他にもメリットがあります。
- 慰謝料の増額が期待できる
- 早期解決を図れる
- トラブルをサポートしてもらえる
慰謝料相場は以下の3つの算定基準があります。
- 自賠責基準
- 任意保険基準
- 弁護士基準
最も高いのは弁護士基準で、任意保険基準の2倍~3倍です。
引用元:交通事故でもらえるお金の一覧
万が一事故にあってしまった時でも、たくさんの慰謝料が貰えるのは嬉しいですね。
交通量の多いエリアは、もらい事故にあう確率も高いため、弁護士特約をつけるのがおすすめです。
弁護士費用特約は家族も対象とする場合が多いため、家族の契約によっては自分が加入しなくても使えることがあります。
しかし、注意してほしいことが1点あります。
事業用(黒ナンバー)については、ダイレクト型の自動車保険では補償対象外となるケースが多いことです。
せっかく特約をつけて追加の保険料を払っていたのに、いざ事故にあったときに使えなかった、とならないよう保険証券を確認してください。
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4ナンバー任意保険の見積もりのQ&A
黒ナンバーで入れる保険は?
下記7社です。
詳しくは下記記事でも解説しています。
▶関連記事:黒ナンバーの任意保険を安くする方法3選
▶関連記事:格安の黒ナンバー任意保険個人向けおすすめランキング6社【軽貨物】
黒ナンバーの車の自賠責保険料は2023年にいくらですか?
24ヶ月(2年)で、31,660円です。
黒ナンバーの任意保険の相場いくらですか?
新規加入時の6等級で15,000円前後です。20等級で7,000円代になります。
上記は、車両保険を含まない金額です。
▶関連記事:個人事業主の黒ナンバー任意保険はいくら?相場は1万円~1.5万円
黒ナンバーの任意保険を安くする方法は?
黒ナンバーの任意保険を安くするには、下記3つの方法があります。
- 保険等級を引き継ぐ
- 事故を起こさない
- 支払いを年払いにする
詳しくは下記記事で解説しています。
▶関連記事:黒ナンバーの任意保険を安くする方法3選
任意保険の等級を黒ナンバーに引き継ぐ裏技がありますか?
黄色ナンバーの軽自動車で納車している場合のみ引き継げます。黒ナンバーで納車した場合は等級を引き継ぎできません。
詳しは「【図解】黒ナンバーの任意保険の等級を引き継ぐ裏ワザ」で解説しています。
黒ナンバーの任意保険は即日加入できる?
即日加入できない会社が多いです。
理由は、不正な保険金請求を防ぐためです。
即日で加入できてしまうと、事故を起こした当日に加入して、保険金を請求できてしまいます。
▶関連記事:黒ナンバーの任意保険に即日加入!ネット申し込みできる会社
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保険料を安く抑えるコツ
保険料をなるべく安く抑えたい、というのは誰もが思うことです。
しかし、先に述べたように、対人賠償・対物賠償の補償は削らずに、無制限を選んでください。
保険料を安く抑えるコツは、以下の3点です。
- 運転者年齢条件を適用できる保険会社を選ぶ
- ダイレクト型の保険を選ぶ
- 複数の保険会社から見積もりをとって比較する
「4ナンバーと一般的な車の保険の違い3つ」の繰り返しとなってしまいますが、簡単に理由を説明します。
運転者年齢条件が適用されれば、年齢を重ねるほど保険料が安くなります。
しかし、年齢条件が適用されないと、年齢を重ねても保険料は高いままです。
満期が来るたびに保険会社を比較して入りなおすつもりの若い人は、気にしなくても構いませんが…
任意保険は更新して、同じ保険会社で契約し続けるのが一般的です。
保険の加入手続きは手間なので、長年契約しても損せずにすむ、運転者年齢条件を適用できる保険を選ぶのがおすすめです。
また、ダイレクト型自動車保険は代理店型と比べて土地代や人件費などのコストがかかりません。
代理店に足を運ばなくて済んで楽なだけでなく、保険料が割安になってお得です。
最後に、最も重要なのは、複数の保険会社から見積もりをとって、たくさんの商品を比較することです。
例えば、車両保険を付けても、車両価格によって保険金額は異なり、保険料負担のわりに満足いく補償が受けられないケースもあります。
ダイレクト型自動車保険なら、複数の保険会社の見積もりを一括でとることもできます。
実際に多くの見積もりをとって、補償内容と保険料のバランスを調べて、納得できる保険に加入してください。
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