男性向きの仕事と思われがちな軽貨物ドライバーですが、近年は女性ドライバーも増えています。
今まさに、軽貨物ドライバーへの転職を検討している女性も多いのではないでしょうか。
今回は、女性でも軽貨物ドライバーになれるかどうかや女性ならではの強み、女性向きの軽貨物案件について解説します。

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目次
女性でも軽貨物ドライバーになれる!活躍しているのはこういう女性
女性でも、軽貨物ドライバーとして働くことは可能です。
むしろ、人手不足やドライバーの質の低さなどの課題を抱えている軽貨物業界では女性ドライバーを求める声が多く、実際に女性ドライバーは増えています。
ここでは、どのような女性が軽貨物ドライバーとして活躍しているのかや、どんな女性が軽貨物ドライバーに向いているのかについて解説します。
軽貨物ドライバーとして活躍しているのはどういう女性?
現在軽貨物ドライバーとして活躍している女性の多くは、事務職や販売員など、まったく異なる業種から転身しています。
ほかにも、前職が製造業の人や夜職の人などさまざまです。
働き方もさまざまで、週5日以上ガッツリ軽貨物ドライバーとして働いている人もいれば、本業を持ちながら副業として取り組んでいる人や子育ての合間に働く人、定年後に働ける範囲で働く人など、それぞれが自分のライフスタイルに合った働き方をしています。
軽貨物ドライバーに向いているのはどんな女性?
もちろん向き不向きもありますが、軽貨物ドライバーは基本的に普通運転免許証と軽貨物車両さえあれば誰でもできる仕事です。
仕事内容も単純で、荷物を車に積んで配達先に移動しては配達し、配達し終わったら次の配達に移動して荷物を配達しての繰り返しです。
体を動かすことが好きな人や長時間の運転が苦にならない人、時間を守れる人であれば十分適性があるといえるでしょう。
逆に、時間を守れない人や極端に体力がない人、運転が苦手な人にはあまり向いていないかもしれません。
しかし、一度経験してみないことには向いているかどうかわかりません。
向いていないかもと思いながらも始めてみたら性に合っていて、数か月後には1日に200個以上配達できるドライバーになっていたというパターンもあります。

女性軽貨物ドライバーの強みとは?女性ならではの3つの強み
女性は体力面や腕力など、どうしても男性に敵わない部分もありますが、女性には女性ならではの強みがあります。
ここでは、女性ならではの強みを3つ紹介します。
細やかな気配りや丁寧な対応ができる
女性ドライバーには、男性ドライバーでは思い付かないような気配りや丁寧な対応ができる人が多い傾向にあります。
荷物を大切に扱うことややわらかい接客、丁寧な電話対応などはまさに女性ドライバーの武器といえるでしょう。
顧客が女性だと安心してもらえる
顧客の中には、ドライバーが女性だと安心する人もいます。
とくにひとり暮らしの女性客の場合その傾向が強く、いくら荷物の配達に来たドライバーとはいえ、男性に自宅を特定されることに対して警戒心を抱く人も少なくありません。
そういった意味でも、女性ドライバーは世の中から求められているのです。

クレームになりにくい傾向がある
女性ドライバーはミスをしてもクレームになりにくい傾向があります。
なぜなら、クレームになるかどうかはミスをしたかどうかよりも、ミスをした際の対応によることが多く、女性ドライバーは男性ドライバーに比べてミスの際に丁寧な対応ができる人が多いためです。
運送業界において、クレームは日常茶飯事です。
誤配や早配、遅配などといった配達にまつわるクレームはもちろんのこと、身だしなみや言葉遣い、タバコのにおいなどでもクレームにつながることはあります。
とくに身だしなみや言葉遣い、タバコのにおいに関しては若い男性ドライバーがもらいがちなクレームですが、女性には普段から身だしなみや言葉遣いに気をつけている人が多く、喫煙者も男性に比べるとそれほど多くありません。
そういった観点からも、女性はクレームが少ないといえます。

女性ドライバー向きの軽貨物案件とは?
一口に軽貨物案件といってもさまざまな種類があり、また、女性といってもライフスタイルや家族構成などによって向いている案件は異なります。
ここでは案件別に、どのような人がどのタイプの案件に向いているかについて解説します。
委託ドライバー(宅配)
宅配の委託ドライバーに向いている人は、独身の人や子育てが一段落した人、とにかく稼ぎたい人です。
逆に、子育て中で長時間働けない人には難しい可能性があります。
基本的に委託ドライバーは朝が早く、拘束時間が長い傾向にあります。
朝7時頃から荷物を積み込み始め、帰りは21時を過ぎることも珍しくありません。
そのため、子育て中の人が委託ドライバーとして働く場合は、配偶者や両親、義両親などのバックアップが必要でしょう。
ただ、委託ドライバーでも所属する委託会社によっては、午前中のみの勤務にしてもらうなど時間に融通をきかせてもらえる場合があります。

ルート配送
仕事と家庭を両立しやすいのがルート配送です。
あらかじめ決められた企業や店舗へ集荷や配送を行う仕事で、残業が生じにくいため子育て中の人でも比較的働きやすいのが特徴です。
また、イレギュラーが発生しにくく、ストレスを感じにくいという利点もあります。
宅配のように不在に振り回されたり日によって荷物が多かったりといったこともありません。
体への負担も少ないため、これまで体を動かす仕事をしたことがなかった人でも問題なく始められます。
ただし、大きく稼ぐことは難しいため、稼ぐのが一番の目的だという人は宅配やほかの案件を選択したほうがよいでしょう。
スポット便・チャーター便
スポット便やチャーター便といった突発的に仕事が入る案件は、時間に融通がききやすい独身の人や子育てが一段落した人に向いています。
子育て中の人でも、急に仕事が入ったときにすぐ動ける体制が整っている場合は問題ありませんが、突然夜間に走ることになるケースもあるため、頻繁に対応するのは難しいという人は多いのではないでしょうか。
ただ、スポット便やチャーター便はほかの案件に比べ報酬の単価が高めに設定されていることが多く、軽貨物案件の中で稼げる案件といわれています。
突発的な仕事や夜間の指定であっても対応できる場合は、チャレンジしてみてもよいでしょう。
ギグワーク
子どもが幼稚園や小学校に行っている間だけ働きたい場合など、短時間だけ働きたい人に向いているのがギグワークという働き方です。
ギグワークとは、雇用契約を結ぶことなく1〜3時間程度の短時間の仕事をその都度受注する働き方で、自分の都合に合わせて働けるところが魅力です。
主なギグワークにはアマゾンフレックスやウーバーイーツ、出前館などがあり、軽貨物ドライバーの中には複数のギグワークを組み合わせて生計を立てている人もいます。
ただし、1つの案件に何人ものドライバーが殺到する可能性があり、思うように案件が受注できるとはかぎらないという課題もあります。

女性軽貨物ドライバーの1日とは?1日の流れを紹介
世の中の女性ドライバーはどのような1日を送っているのでしょうか。
ここでは、とある現役女性軽貨物ドライバーの1日の流れを紹介します。
- 職業:委託ドライバー(兼業)
- 年代:40代
- 家族構成:子どもと2人暮らし
- ドライバー歴:3年
- 4:30…起床
- 6:30…出勤
- 7:00…積み込み開始
- 9:00…出庫(午前中の配達)
- 13:30…センターに帰庫
- 14:30…出庫(午後の配達)
- 17:00…センターに帰庫
- 18:00…出庫(夜間の配達)
- 20:30…センターに帰庫
- 21:00…帰宅
順番に見ていきましょう。
1.4:30…起床
出勤時間が早いため、起床時間も早めです。
子どもの弁当作りや朝食の準備、洗濯など家事を済ませて出勤の準備をします。
2.6:30…出勤
7:00から荷物の積み込みを始めるため、6:30には家を出ます。
配達中は車両から離れることもあるため、貴重品はできるだけ持って行かないようにしています。
財布も家に置いていき、持っていくのは運転免許証とガソリン代程度のお金、飲み物を買うための小銭、スマートフォンくらいのものです。
車内では、助手席に封筒タイプの荷物を入れた段ボール箱を置くため、その箱と座席との間に荷物を隠しています。

3.7:00…積み込み開始
センターに到着次第、車両に荷物を積み込みます。
荷物は配達エリアごとにロールボックスパレット(カゴ台車)と呼ばれるボックスにまとめられています。
アプリで1つずつ荷物を読み込み車両の荷室に積んでいきますが、このとき注意しなければならないのは、荷物の積み込み方と時間指定の荷物を分けることです。
荷物を積み込む際はエリアごとに分け、できるだけ手前から取り出せるように工夫しながら積み込みます。
この時点で積み込む荷物は、午前指定の荷物と時間指定なしの荷物のみです。
午後からの分は朝から持っていく必要はないためセンターに置いていきます。
早配(指定の時間より早い時間に配達すること)するために午後からの時間指定分を一部持っていく配達員もいますが、早配はクレームにつながるためやめておいたほうが無難です。
4.9:00…出庫(午前中の配達)
荷物を積み込み、配達アプリに荷物の登録をしたらいよいよ配達です。
点呼やアルコールチェックなどを事務所で済ませ、センターを出ます。
手持ちの不在票が残り少なくなっている場合は事前に作成を頼んでおき、出庫前に受け取れるよう手配します。
宅配は午前中にどれだけ配れるかが勝負です。
昼の便でどれだけ荷物が増えるかわからないため、午前指定の荷物はもちろん、午前中の配達で指定なしの荷物もすべて配りきることが理想です。
はじめのうちはあまりたくさん配れなくても、慣れれば慣れるほど配達個数は増えていくため心配はいりません。
5.13:30…センターに帰庫
午前中の配達が完了したらコンビニなどで休憩をとり、一度センターに戻ります。
繁忙期やセールなどで物量が多いときは休憩をとれないこともありますが、委託ドライバーは拘束時間が長いため、できるだけ停まって休憩する時間を確保したほうがよいでしょう。
センターに戻ったあとは昼に到着した荷物(2便)と午後から夕方までの時間指定の荷物を積み込みます。
センターによっては、2便以降の荷物をドライバーたちで分ける必要があります。
6.14:30…出庫(午後の配達)
荷物を積み込んだら午後の配達に出発します。
午前中とは異なり時間指定の時間枠が複数存在し、時間指定の出現箇所によっては効率よく回りにくい場合があるため、回り方には注意が必要です。
午前中不在だった顧客から再配達依頼が来た場合はできるだけこの時点で対応し、夜間の負担を軽くしておくことをおすすめします。
7.17:00…センターに帰庫
午後の配達が完了したらセンターに戻ります。
夕方到着した荷物(3便)と夜間の荷物を積み込み、最後の配達に出ます。
状況によっては、委託先の社員の荷物も引き受けなければならない場合もあるため、夜間の荷物が多くなることも。
翌日以降に配達日時が変更になった荷物がある場合は、この時点でボックスに戻しておくと締めの作業が楽になります。
8.18:00…出庫(夜間の配達)
夜間は、夜間の配達+再配達+余裕があれば不在回りをします。
この時点で3便の荷物と夜間の荷物のみにしておくことが理想ですが、もし1便、2便の荷物が残っていて夜間の荷物と合わせて膨大な数になってしまっている場合でも、当日必着の荷物はその日のうちに配りきらなければなりません。
ただ、自力で配りきれない場合は同じエリアを担当している委託先の社員や、別エリアを回っている委託ドライバー仲間に助けてもらうことも可能です。
逆に、よそのエリアから救助を頼まれることもあります。
その場合は、自分の荷物を配り終えたあと困っている人のもとに駆けつけます。

9.20:30…センターに帰庫
配達が完了したらセンターに戻って締めの作業をします。
荷物から剥がした伝票をまとめて事務所に提出し、持ち戻りの荷物がある場合はボックスに戻します。
社員の場合は代引きで預かった現金を処理しなければなりませんが、委託の場合は現金を扱わないためやることはあまり多くありません。
そのほか、住所不明や部屋番不明、転居などで配達できなかった荷物があった場合は事務所に持っていき、調査に出します。
10.21:00…帰宅
締め作業が完了したらその日の業務は終了です。
荷室に荷物が残っていないか再度確認し、問題がなければ帰宅します。
女性軽貨物ドライバーにとってつらいこととは?
軽貨物ドライバーの仕事は、体力のある男性でもつらいと感じることがあります。
そのため、女性が軽貨物ドライバーとしてやっていくのは男性以上に大変な部分があります。
ここでは、女性ドライバーにとってつらいことを紹介します。
事前に何がつらいのかを知り、自分にできるかどうかの判断基準にするとよいでしょう。
重い荷物の持ち運び
重い荷物の持ち運びは、女性ドライバーにとってもっともつらいポイントのひとつです。
軽貨物ドライバーの求人案件を見ていると、軽い荷物がメインであると募集要項に書かれていることがよくありますが、実際は重い荷物も存在します。
重い荷物の代表格は、飲料水のケースです。
中には2リットルのペットボトル6本入りのものが、結束バンドで2ケースひとまとめになっている場合や、そうでなくても4つ5つとまとめ買いする人もおり、そういった荷物にかぎってエレベーターのないアパートの上階まで運ばなければならないことがよくあります。
重い荷物や大きな荷物の複数個口は、車と配達先を何往復もしなければならず、体力も時間も消耗します。

階段の上り下りや車の乗り降り
階段の上り下りは膝や腰に負担がかかります。
アパートやマンション、市営住宅が多い地域では階段の上り下りを繰り返さなければならず、とくにもともと膝や腰を悪くしている場合はきついと感じる可能性があります。
重い荷物を運んでいるときはさらに負担は大きくなり、せっかく上階まで運んでも、顧客が不在の場合はまた持ち帰ってこなければなりません。
また、車の乗り降りも意外に負担がかかります。
何気ない動作ですが、軽貨物車両は座席に高さがあるため、小柄な女性の場合飛び乗るようなかたちで乗り込まなければならず、1日に100回も200回も繰り返していれば負担は徐々に蓄積していきます。
そのため、ある程度の体力や丈夫さ、日々のケアは必要です。
顧客になめられる
女性である点が有利に働く場面もある一方で、裏目に出るケースもあります。
それは、女性だからといって強気に出てくるクレーマーや、厄介な顧客に出くわしてしまうことです。
中には、こちらに非がなくても理不尽に怒鳴ってくる顧客や、セクハラまがいのことを言われたりされたりといったケースもあります。
女性を軽視するような顧客だと判明したら、以後は委託先の社員や男性ドライバーに配達を頼むなどの措置がとれますが、事前に予測できないため嫌な思いをする可能性があります。
女性が稼げる軽貨物ドライバーになるためのコツ
女性にかぎらず、稼げる軽貨物ドライバーになるためには工夫が必要です。
何も考えず、なんとなく荷物を配達しているだけではなかなか配達個数は伸びません。
ここでは、女性が稼げる軽貨物ドライバーになるためのコツを紹介します。
重い荷物や大きな荷物は委託先の社員に任せる
委託ドライバーの場合、飲料水の複数個口やゴルフバッグなどの重い荷物や大きな荷物は、無理に自分で配達しようとせず委託先の社員に任せてしまうという手があります。
重い荷物は配達に時間がかかるため効率が落ちます。
また、大きな荷物はその荷物を積むことによってほかの荷物が積めなくなった場合、荷物をある程度減らしてから積み直しにセンターに戻ってこなくてはならなくなるため、こちらもまたドライバーとしてはあまり歓迎できない荷物です。
運送会社の社員の多くは小型トラックを使用しており、荷室に余裕があることがほとんどです。
社員の性格にもよりますが、ほとんどの場合頼めば引き受けてくれるでしょう。
物量が多いときに社員を手伝ったり夜間の荷物を引き受けて早く上がらせてあげたりするなど、普段から持ちつ持たれつの関係を築いておくと、こちらも頼みやすく相手も快く引き受けてくれます。

とにかく効率を重視する
女性は男性に比べて体力面で劣る分、とにかく効率を重視して無駄な体力と時間を使わないようにする必要があります。
配達するうえで無駄なことといえば、荷物を探す時間と不在です。
毎回荷物を探さなくても済むように積み方を工夫し、不在の際のタイムロスをなくすだけでもかなり違います。
不在票を記入する時間や車と配達先を往復する時間は、はっきりいって無駄な時間です。
また、荷物の重さや配達先によっては体力も消耗してしまいます。
そのため、アパートやマンションなど時間がかかる配達先や重い荷物、不在の可能性が高いとわかっている場合などは、事前に架電して在宅確認をしたうえで配達することをおすすめします。
不在であれば在宅時間を確認し、在宅している時間を狙って訪問すれば無駄がありません。
その日は帰らないというのであれば、配達日時を確認したうえで明日以降に回せます。
電話に出ない場合は不在の可能性が高いため、時間指定がないかぎり夜間の配達に回すとよいでしょう。
委託先の社員から荷物をもらう
委託先の社員から荷物をもらって配達個数を増やすのも稼ぐコツのひとつです。
委託ドライバーの報酬形態は成果報酬型であることがほとんどです。
そのため、配れば配るほど報酬はたくさんもらえます。
大手運送会社では労働時間が問題視されることが多く、委託ドライバーに荷物を託して早上がりし、時間を調整したがる傾向にあります。
自分がもともと抱えている荷物があまり多くなく余裕がある場合は、積極的に荷物を引き受けましょう。
荷物単価にもよりますが、1日につき10個増えるだけでも、月収は数万円変わってきます。

女性軽貨物ドライバーはどれだけ稼げる?得られる報酬について解説
実際、女性の軽貨物ドライバーはどれだけ稼げるのでしょうか。
ここでは、女性ドライバーが得られる報酬について、子育てママがセーブして働く場合と週5日以上でガッツリ働く場合のモデルケースをそれぞれ紹介します。
子育てママがセーブして働く場合
まずは、子育てママがセーブして働く場合のモデルケースです。
委託ではなく、アルバイトとして平日の午前中のみ勤務していると想定しています。
配達個数 | 勤務日数 | 月収 | 年収 |
---|---|---|---|
60個 (荷物単価150円) | 22日 | 198,000円 (税込217,800円) | 2,376,000円 (税込2,613,600円) |
週に3日両親に子どもを預けられるため、稼働できる日は1日働けるという場合は以下のとおりです。
配達個数 | 勤務日数 | 月収 | 年収 |
---|---|---|---|
130個 (荷物単価150円) | 12日 | 234,000円 (税込257,400円) | 2,808,000円 (税込3,088,800円) |
上記は130個配達した場合の報酬額です。
150個配達した場合の報酬額は以下のとおりです。
配達個数 | 勤務日数 | 月収 | 年収 |
---|---|---|---|
150個 (荷物単価150円) | 12日 | 270,000円 (税込297,000円) | 3,240,000円 (税込3,564,000円) |
会社にもよりますが、アルバイトの場合ロイヤリティは発生せず、車両もその都度無償で貸し出してくれるところもあります。
そういった会社を選択すれば経費を最小限に抑えられます。
週5以上でガッツリ働く場合
続いて、週5日以上ガッツリ働く場合のモデルケースです。
委託ドライバーとして月22日勤務していると想定しています。
配達個数 | 勤務日数 | 月収 | 年収 |
---|---|---|---|
150個 (荷物単価150円) | 22日 | 495,000円 (税込544,500円) | 5,940,000円 (税込6,534,000円) |
配達個数150個という数は、慣れればほとんどの人が達成できる個数です。
ここから経費が10万円引かれたとしても、40万円は手元に残ります。
軽貨物ドライバーになってよかった?現役女性ドライバーの体験談
ここでは、とある女性ドライバーの体験談を紹介します。
ドライバー情報は以下のとおりです。
- 軽貨物の種類:委託ドライバー
- 始めた年齢:30代後半
- 経験年数:3年
- 前職:事務職
もともと軽貨物運送事業とは関係のない業種での開業を考えており、開業資金を貯めるための手段として委託ドライバーを始めました。
これまで体を動かすような仕事をしたことがなく、しかも方向音痴ということもあり、本当に稼げるのか自信が持てないまま始めましたが、仕事内容は単純で車の運転も苦にならないため、稼げるようになるまでそれほど時間はかかりませんでした。
未経験からのスタートだったため、初日を含めて3日間は経験者に横乗りしてもらい、丸一日1人で配達するようになったのは4日目以降です。
はじめて1人で配達したときの1日の配完数は94個でした。
そこから積み方や回り方を試行錯誤し、今では1日200個配達しています。
軽貨物ドライバーになってよかったと思う点は、稼げるところ。
あとは、一般企業に比べ、職場の仲間と気軽に付き合えるところです。
逆に軽貨物ドライバーをやっていて嫌だと思う点は、1日の拘束時間が長いことと雨天の配達、不在が続いたときなどです。
委託ドライバーは、当然のように1日の拘束時間が12時間を超えます。
最終の時間指定が19:00〜21:00である以上、物量が少ない日でも帰りは20:00を過ぎてしまいます。
また、台風などでセンターが停止になるか物流が止まらないかぎり、どんな悪天候でも配達しなければなりません。
配達スピードが下がるうえ、荷物が濡れて伝票が剥がしづらくなるため、どうしても1軒の配達にかかる時間が通常よりも長くなってしまいます。
不在に関しては、時間指定をしておきながら当然のように不在で、電話してもつながらないということはもはや日常茶飯事です。
そのあと再配達依頼をしてきたにもかかわらず、それでも不在ということもよくあります。
何度訪問しようが、荷物を渡せなければ報酬が発生しないというシステムには理不尽を感じてしまいます。
しかし、当初の予定よりも長く続けてきて、だんだん配達個数が増えていくのは純粋にうれしかったです。
大変なこともありましたが、おかげで開業資金も貯められたため、結果的にやってよかったと思っています。
軽貨物ドライバー=男性の仕事ではない!女性軽貨物ドライバーとして稼いでいこう
女性でも軽貨物ドライバーになれるかどうかや女性ならではの強み、女性向けの案件について解説しました。
軽貨物ドライバーの仕事は男性の仕事だと思われがちですが、記事の中で解説したとおり、女性も活躍できる仕事です。
また、男女関係なく、頑張り次第では十分稼げる仕事です。
やってみたいけど自分にできるの?とためらっている人も、一度求人サイトなどで軽貨物案件を探してみてはいかがでしょうか。

自分のライフスタイルに合った働き方をぜひ見つけてください。
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